【マルタ生活/観光】公共交通機関は、バスの1択。バスの乗り方や、ルールって?

こんにちは、マルタ在住のChichiです🌼

 

在住者も観光客も、マルタでの主な交通手段は、「バス」。

そして、マルタで運行しているバス会社は1つしかなくって

Malta Public Transport という会社が運営している、「Tallinja」というバス(緑色 or 白と緑のバスが目印)に乗るの。

 

電車や鉄道はないから、公共の交通機関は、バスだけ。

タクシーやスクーターを使って移動することもあるけど、多くの人はバスを利用しているの。

 

今回は、マルタのバスの基本情報。

乗り方や、ルールなどについてを紹介するね。

「マルタのバスの基本情報」紹介

💰 運賃(2025年現在の目安)

チケット種類 値段 有効時間 補足
現金チケット €2.50(夏季)
€1.50(冬季)
2時間以内なら乗り換えOK バス内で現金払いOK(ただしお釣りは出ないことも)
Tallinja Card チャージ式交通ICカード €0.75/回(割引運賃) 長期滞在者や頻繁に使う人向け
Explore Card 7日間乗り放題:€21(大人) 1週間 観光客向けにおすすめ
Explore Flex 12回分€15など 回数券タイプ 旅行者にも使いやすい

 

料金は、夏の時期で、€2.50。

バスに乗るとき、乗車口のところでチケットを購入するの。

 

小さな決算機が置いてあって、

運転手さんに「チケット買いたい」って伝えたら、簡単に購入できるから安心してね。

購入すると、機械からレシートみたいなものが出てくるよ。

 

そして、このチケットは、2時間有効。

バスを乗り換えたとしても、そのチケットを見せれば、

(2時間以内に購入したものであれば)新しいチケットを買わずに乗れちゃうの。

 

だから、バスの乗り換えが発生するとき、または2時間以内で往復できちゃうときは、

チケットを捨てずにキープしておいてね。

 

<※注意点※>

ちなみに、基本的にはキャッシュレス対応なんだけど、

たまに、現金しか受け付けてくれないバスもあるから、注意してね。

 

お得なカードもあり

7日間乗り放題で、€21(大人)。のカードもあるから、

何日間か観光する人は、カードの購入も検討してみてね。

観光客向けの、お得なカードも販売しているみたいだから、

観光でマルタに来る人も、Tallinjaのカードをチェックしてみてね。

 

マルタ在住者の人は

そしてなんと、マルタ在住者の人は、無料でバスに乗れちゃうの。

 

ネットから申請して、「Tallinjaカード」を発行すると、(カードの発行料に15€)

カードを提示するだけで、無料でバスが乗れちゃう。

無料で乗れちゃうから、マルタに住んでいる人の多くは、バスを利用するんだよね。(※一部のバスは、料金発生)

▼「Tallinjaカード」発行については、ホームページで

Malta Public Transport
Rates & Offers - Local - Malta Public Transport Discover local bus fares and travel offers with Malta Public Transport.

🚎バス路線

どのバスに乗ればいいかについて。

マルタのバスには「番号」が書かれてあって、番号でどの方向に行くのかを判断して乗車するの。

Google Mapで調べたら簡単に、乗るべきバスの番号について分かるとは思うんだけど、

番号の見方についても、記載すルね。

1〜99番:通常のバス路線

1~99番台は、主に地元の人や通勤者向けの路線で、一般的に乗られているもの

  • 例:

    • 13番:バレッタ ⇄ スリーマ ⇄ セントジュリアン(観光客に人気!)

    • 43番:バレッタ ⇄ イムディーナ(古都巡りに◎)

    • 45番:バレッタ ⇄ ブギバ(北部リゾート)

    • 201番:空港 ⇄ イムディーナ ⇄ ゴールデンベイ(環状路線)

 

ちなみに、「13番」を例にして説明すると、

バレッタ ⇄ スリーマ ⇄ セントジュリアンの路線は、「13A」「14」「15」「16」があるの。

GoogleMapに、全ての選択肢(全ての番号のバス)が表示されるわけじゃなくって、

GoogleMapが表示した番号と近い数字であれば、完全に一致していなくもその目的地に辿り着ける可能性は高いよ。


100番台(100〜199):南部・ローカル路線

地元の人が主に使う、ややマニアックな地域を通るバスで、

私は一度も、利用したことがないバス路線。(観光で使う機会は少なめ)


200番台(200〜299):特殊路線

  • 例:

    • X1, X2, X3, X4:空港と各エリアを結ぶ「Xバス」

      • X1:空港 ⇄ ゴゾフェリー港(チェルケウア)

      • X2:空港 ⇄ セントジュリアン(ホテル街)

      • X4:空港 ⇄ バレッタ

    • 201番:空港と主要観光地をつなぐ環状ルート


TDバス(Tallinja Direct):直行便バス

  • 路線名:TD2, TD3 など

  • 観光客向けの快速・直行便(Express)

  • 例:

    • TD2:空港 ⇄ セントジュリアン(ノンストップ!)

    • TD3:空港 ⇄ ブギバ

TDバスは、通常のバスよりやや高めなんだけど、早くて快適。

ただ、無料で乗れるバスカードを持っている人でも€3.00かかっちゃう点は、注意だよ。


⑤ ゴゾ島のバス(300番台)

  • ゴゾ島では300番台のバス番号が使われています。

  • すべての路線はビクトリア(首都)を中心に放射状

  • 例:

    • 301:フェリー港(Mgarr)⇄ ビクトリア

    • 323:ビクトリア ⇄ ラムラビーチ方面

    • 311:ビクトリア ⇄ ザイブグ(静かな村)

 

🚌バス停

バス停は、比較的いろんな所にあるよ。

セント・ジュリアンやスリーマなどの中心街では、徒歩5分のところに次のバス停があることだって。

 

バス停の場所は、「GoogleMap」か「Tallinja」のアプリで調べてね。

たまに分かりにくいバス停もあるんだけど、基本的には看板が立っていて、バス停らしい構えをしているから迷わないはず♪

🕰️バスの時刻

バスの時刻についても、GoogleMapと「Tallinja」のアプリを利用して。

 

①まず、GoogleMapで、時刻を調べる

②マルタのバスの時刻表は、ほぼ当てにならないから、「Tallinja」のアプリを利用して、バスが何分後に来るかを調べる

 

っていうやり方が、私のお勧め。

 

バスの時刻表は、一応あるんだけど、ほとんど時間通りに来ない。😅

時刻表は、合ってないようなものなの。

だから、時刻表を見ずにとりあえずバス停に行って、

時刻表は無視してとりあえず待つスタイルが、主流。笑

 

ただ、「Tallinja」のアプリは比較的優秀で、

「現在のバスの位置」「何分後にバスが来るか」が確認できるから、

アプリを使ってバスの時間を確かめると、とっても便利だと思う。

 

アプリのダウンロードは、欠かせないよ。

土日・祝日/夜は

ちなみに、土日・祝日。そして夜の時間帯はバスの本数が減るから、注意してね。

 

ただ、夜については、本数は減るんだけど、

比較的遅い時間まで運行しているから、結構助かってるの。

11時を過ぎても運行している地域もあるよ。(※11時以降は値段が上乗せされて、€3.00に)

 

🙋バスの乗り方

乗りたいバスが近づいてきたら、「手を挙げて」ね。

手を挙げないと、素通りされちゃうことが多いから気をつけて。

 

ちなみに、手を挙げたのに止まってくれないこともあって、

それは、バスが満員だから。

実際には満員じゃなくても、運転手さん的に人が多いと思えば、止まらずに素通りされちゃうの。(素通りされて怒りをあらわにしている人の光景を、何度も見てる。笑)

 

そして、バスを待つときは、日本みたいに列を作って待つ必要はないの。

待っている順番に関係なく、バスが止まった場所に一番近くにいた人から乗り込むスタイルが主流。(中には、順番を気にして譲ってくれる人もいるよ)

順番に関係なく乗り込んで、大丈夫だよ。

 

そして、ちょっと注意なのが、

バスが満員なとき、全員を乗り込む前に途中でバスのドアを閉められることがあるってこと。

 

乗り込んでいる途中で閉められることもあるから、バスのドアに挟まれないように気をつけてね。

中には、とっても荒いバスの運転手さんもいるの。

 

そして、そのことをみんな知っているから、

満員の時は、我先へと入り込もうとする人が多い。

プチ戦場状態になってるから、頑張ってバスへと乗り込んでね😅

🔘バスの降り方

バスを降りる時は、日本と同じみたいにボタンを押せばOK。

 

ただ、ちょっと注意なのは、

運転手さんによっては、ドアをすぐに閉めちゃう人がいること。

乗車したいのに、ドアを閉めらちゃって、

「Open the door !!!!!(ドアを開けて)」って、叫んだことが何度かある…。

そして、ドアに挟まれないようにも、注意。

ドアに挟まれようになったこともあるよ💦

余談

それでなのか。

バスが止まる前から、ドアの近く、近くへと、

移動し始める人が多いの。

押されないように、気をつけてね。

⚠️細かな、バスの注意点

ちょっと注意してほしいことがあるんだけど、勝手にバスのルート変更されることがあるの。

📝詳しくは、コチラへ

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あとは、「バス停でお金をせがまれる」ことがあったり。

📝詳しくは、コチラへ

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日本ではあんまりないことで、戸惑うかもしれないけど、

落ち着いて対応したら、大丈夫だよ♪

バスで待つのが嫌な人は、Bolt(タクシー)を

正直、マルタのバスにストレスを感じている人は、多いの。

ずっと待ってもバスがない、満員すぎる、運転が荒い、みたいな理由で。

でも正直、ストレスも多いんだよね。

 

待ち時間に関しては、私もストレスに感じちゃう。

すぐに来るときは来るんだけど、来ないときは本当に来ないから…。

 

バスが嫌な人、

そして私は、時間に遅れそうだったり、遠出をするときに、

「Bolt」タクシーを利用するの。

 

アプリでタクシーを呼べるから待ち時間が正確だし、基本的には数分で来てくれる。

そして、バスだと1時間かかるのに、タクシーだと10分で着いちゃうってことも。

 

値段がリーズナブルで、日本みたいにバカ高くなく、

30分の距離で10€くらいで行けちゃう(時間帯やシーズンにもよるけど)から、

毎日は利用できないけど、「Bolt」タクシーも便利なの。

 

複数人で移動する場合は、バスよりも「Bolt」タクシーがいいかもね。

バスとタクシーをうまく利用して

と言っても、

マルタのバスは、マルタでの移動の大まかな手段で

私はほぼ毎日使っているし、助かってる。

 

マルタのバスについて、文句を言っている人は多いんだけど、

マルタのバスも、役に立つよ。

 

バスとタクシーをうまく使い分けながら、マルタ生活/観光を堪能してほしいな。

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