こんにちは、マルタ在住のChichiです🌼
マルタの夏は、とっても賑やかなの。
毎日のように花火が上がるし、街全体が装飾されているし、宗教パレードが各地で行われているから。
「Festa(フェスタ)」とは
「Festa(フェスタ)」は、毎年 5月〜9月 にかけて地域ごとに開催される、伝統的なという宗教的かつ地域密着型の祭り。
マルタには、セント・ジュリアンとか、スリーマなどの地域があるんだけど、
その地域ごとに、花火を打ち上げたりパレードをしたりして、
どの地域が一番すごいかを、競い合ってる。
「Festa(フェスタ)」の準備に1年かけることもあるらしく、
地元の方がこの「Festa(フェスタ)」にかける気合いとプライドは、想像以上に大きいみたい。
「Festa(フェスタ)」の起源
「Festa(フェスタ)」の始まりは、
聖人の命日や記念日に、感謝の気持ちや祈りを捧げる行事が行われていたことと関係が。
マルタは、約2000年のカトリックの歴史を持つ国で、
各町や村には「守護聖人(Patron Saint)」がいて、その聖人が災いから守ってくれる存在と信じられてきたらしいの。
だから、たとえば、
「病気が治った」「嵐から守られた」など、奇跡的な出来事を体験した人々が、聖人への感謝を形にしたのが起源と言えわれているみた。
そして、各町が、
「うちのFestaはもっと豪華!」と競い合い始めて、今のような「宗教+町のプライドをかけた競争的イベント」に発展したんだとか。
現代では、宗教心+観光やコミュニティ活性化が共存する文化行事になっているの。
「Festa(フェスタ)」は、こんなお祭り
花火が、すごい
まずすごいのが、花火。
毎日のように、朝と夜も関係なく、花火が聞こえてくるの。
以前、教会の前に住んでいたときがあって、
そのときは朝から、爆弾が落ちてきたのかと思うくらいに大きな音が鳴り響いてた。
マルタに移住したばかりの頃だったから、初めは何が起きているのかわからなくて、怖かったな。笑
今は教会の近くには住んでいないけど、
それでも、遠くの方からよく、花火の音が聞こえてくるよ。
家の中にいるときは、花火の音はけっこう迷惑なんだけど、、
でも、外出していて、綺麗な花火が見えたときは、ラッキー♪
綺麗な花火が身近に見えるのは、嬉しいよね。
ちなみに、音楽イベントやクラブなどでも頻繁に花火は使われていて、
花火はマルタにとって、とっても身近な存在だと思う。
街の装飾、宗教パレード
街の装飾がとっても豪華になるから、歩いているだけで見応えがあるの。
教会はもちろん、街の至る所が装飾されていて、街全地がお祭り風。
イエス様や聖闘士様の像などが担がれたパレードも、各地で開催されて、
音楽に合わせて、街の道路でパレードが行われるよ。
交通規制には、気をつけて
ただ、交通規制があって、バスが通れない道が多く発生することには注意。
この時期は、バスの急なルート変更だったり、渋滞が発生しちゃうよ。
「Festa(フェスタ)」で、夏気分を
花火が各地から聞こえてきて、街が装飾されていくのを見ると、
「あ、今年も、「Festa(フェスタ)」が始まったな」って、マルタに夏が来たことを感じさせてくれるの。
気合いの入れ方、地元の民の盛り上がり方がすごくって、
マルタの地元民の団結力には、ちょっと感動しちゃう。
私も、いろんな地域の「Festa(フェスタ)」をみて、
マルタの夏を、楽しませてもらってるよ♪
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