こんにちは、マルタ在住のChichiです🌼
もう、10年前の曲になるんだね。
B’zの「イチブトゼンブ」という曲が大好きで、
特に、その中の歌詞、
「愛し抜けるポイントが、1つありゃいいのに」
という言葉に、強く心を打たれてた。
愛し抜ぬけるポイント
今、彼氏ができて、その言葉の重みがより強く分かるの。
私の彼は、「好き」の気持ちから「大好き」になったと言うよりかは、
初めは、「この人、どうなんだろ?私、好きなのかな?」っていう疑問からだった。
モゴモゴ気味で喋るし、社交的な感じじゃないし、コミュニケーションが上手いタイプじゃないしで、
「この人とずっと一緒にいて、私、楽しめるのかな?」って、
この人を愛せるのか、愛し抜けるのか、ちょっと考えちゃってたの。
それが、『愛し抜けるポイント』を見つけたときから、
全てが愛おしさに変わって、自然に、受け入れられるように。
『愛し抜けるポイント』
私の『愛し抜けるポイント』って、とっても小さなもので、
例えば、
私がお願いしたことを叶えようとしてくれる/叶えてくれる優しさだったり、
近づいていったら、ぎゅっと優しく抱きしめてくれる愛情表現の豊かさだったり、
手紙を渡したら、「泣きそう」って喜んでくれたエモーショナルな部分だったり。
「好きなタイプってどんな人?」って聞かれても、
きっと、回答にはならない部分だよね。
そんな部分に、現実の恋愛では、深く恋をしたの。
全てが、愛おしさに
『愛し抜けるポイント』が見つかってからは、
いろんなものが、『愛おしさ』へと。
全力で歌を歌っているところとか、
はっきりとYes/Noを言わない代わりに首を振って答えるところとか、
ポケモンが大好きなところとか、
デートを始めた当初は、全く魅力に感じなかった部分が、
不思議なことに、今は、とっても愛おしくなってる。
そして、愛おしく思える部分が、徐々に、増えてもきた。
『愛し抜けるポイント』が見つかったことで、
彼の全てがとてもユニークでスペシャルで、魅力的な存在へと変わったの。
イラっとする部分も
イラっとする部分についてはね、
これもまた、イチブなんだ。って、
彼のゼンブじゃない。って思えるから、受け入れられてる。
例えばこの前、彼の同僚とのホームパーティーに参加したときに、
全員がスペイン語で話し出して、でも彼は通訳してくれるとかしなかったから、
すごく嫌な気持ちになったの。「こんな彼氏で大丈夫なの?」とまで、思っちゃったり。
でもね、そんなときに。
彼は彼の、ただの未熟さ。彼のイチブにすぎないんだって、
『愛し抜けるポイント』が、私にそう、語りかけてくれた。
そのままでいい。って意味じゃなくてね。
この先、話し合いをするとか、丁寧に伝えるとかで、
自分が不快に思う部分については、(相手が私に思っていることについても)二人で乗り越える努力をするべきだとは思うんだけど、
でも少なくとも、
イラっとする部分は、嫌いになる理由には、ならない。
『愛し抜けるポイント』は、愛し抜く
愛って、育むものだって思ってるの。
お花のようにね。
芽が出たら、丁寧にケアをして、日々育てていくような感じで。
『愛し抜けるポイント』を見つけたら、
その部分にもっと目を向けるようにして、感謝の気持ちを伝えて、
もしきっと、数年後か数十年後に、
「もう彼なんて、嫌だっ」って思っちゃう日がきたとしても、
それに負けないくらいの『愛し抜けるポイント』を、
育てていきたいって、思っているところ。
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