２年ぶりに再開して、ある夜デートを。目に映る彼が、ちょっと違って見えたのは

こんにちは、マルタ在住のChichiです🌼

 

恋よりも今は、

自分のことに集中して、心の状態を整えることを優先しているから、

最近ずっと、デートはしていなかったんだけど、

 

ある夜、急に、デートをすることになったの。

2年前の彼から

2年前にデートをしたことがある北マケドニアの男性から、

急に連絡が来て、

「今、マルタに訪れてるんだけど、デートできる日ある？」

って。

 

彼はトラベラーで、２年前にマルタに旅行しにきていたときに、

マッチングアプリで出会ってデートをしたの。

 

私が北マケドニアに旅行する際は、彼が北マケドニアのお勧めスポットを教えてくれたりして、

彼が北マケドニアに帰ってからも、

連絡を取り合う中ではないけど、切ってはいない関係だった。

不思議な魅力のある、彼

デートしたのは２年前なのに、

彼のことは今でも、鮮明に覚えてた。

 

彼が好きな色が赤で、好きなカクテルはジントニックで、なんてことまで。

 

彼の雰囲気がとっても、独特で魅力的なの。

 

簡単にいってしまえば、

色気があって、ロマンチックで、ミステリアス。

 

でも、その言葉だけでは表せないような、何かがある。

 

そんな彼とのデート時間は最高に素敵だったし、

今でも惹きつけられるような、確かな魅力があった。

2年ぶりの、再開

２年ぶりに会った彼も、

今もその魅力を覆ってた。

 

改めて感じたけど、彼の中には、確かな自信があって、

彼の話し方、態度から、表情から、じわじわと伝わってくるの。

 

「あなたって魅力的よね」って言うと、

「僕はスペシャルな人間だからね」って否定しないし、

でもそこに、嫌味がないから、それもまた、魅力的に聞こえちゃう。

相変わらずロマンチックな、デートで

２年前のデートでは、

バーでドリンクを飲んで、お寿司を食べて、その後ボトルワインを買って海辺で飲んで、

みたいなデートだった。

 

全てエスコートしてくれて、私にとっては全てがロマンチックな時間。

 

今回のデートは、私の仕事の都合で時間帯が遅かったこともあって、

バーでドリンクを飲んで、海辺で話して、

みたいなデートで、

今回も彼がエスコートしてくれたし、相変わらずロマンチックな時間。

 

「相変わらず、素敵だな」って、

久しぶりに、キュンとしちゃった。

今回、私の目に映った彼は

でも今回は、いい意味でちょっと、

目に映る彼が違って見えて、デートの時間もちょっと、違う価値のあるものになったの。

 

言い方が悪いかもしれないけど、

”ただの”、色気があって、ロマンチックで、ミステリアスな彼なんじゃなくって、

その裏には確かなものがある、

知性的で、人生に真摯に向き合ってて、愛のある人間っていうように、

私には見えた。

軽いジョークとディープな会話

多分、私のマインドセットが変わったからだと思う。

 

2年前は、恋愛に対してそこまでシリアスじゃなくって、

どちらかというと、”いまの時間を楽しむこと”に価値を置いてた。

ロマンチックなこと、胸が高まることに、惹かれてて、

だから、彼の話を掘り下げる会話や、自分の考えを伝えるような会話はあんまりしなかった。

 

今の私は、恋愛にシリアスに向き合ってるから、

例え、その北マケドニア人男性とのデートが一時的なものだとしても（母国に帰っちゃうから）

”相手のことを知る” ”自分のことを知ってもらう”ことに価値を置いてて、

だから、気づいたら会話がすごく、ディープな内容になっていったの。

 

哲学や宗教、人生観みたいな会話をたくさんして、

そしてそんな会話を通して、彼の生き方や考え方がより見えてきた。

 

そして、それとは反対に、

自分がもっと、前回よりもリラックスできているからなのかな。

軽いジョークもたくさん言い合って、

「彼って、ユーモアのセンスも素敵だな」って、彼の新たな魅力にも気づくことができた。

 

ディープな話をしたときの彼の態度からも、

「この人、私が言葉に詰まってもちゃんと穏やかに待ってくれる人なんだな」とかって、

そんな魅力にも気づくことができたの。

相手がどう映るかは、自分次第で

2年前の彼もきっと、そうだったと思うの。

 

ディープな会話も、軽いジョークも楽しめる人で、

そして、穏やかさがあって、ユーモアセンスのある人。

 

そのパートに、私が気づかなかった（または気づくことに価値を置いてなかった）だけで。

 

自分の心の状態、成熟度によって、

相手の見え方がこんなにも変わるのか。って、

私にとって、今回のデートはちょっと大きな発見だった。

自分に心にあるものを、保って

そして、自分をちょっと、褒めてあげたいことも。

 

２年前の私だったら、

こんな素敵な彼に、溺れそうになっていたかもしれない。

 

「もっと会えない？」って、彼がマルタにいる間にもっと会おうとしたり、

彼の帰国に対して、すごく悲しい気持ちにもなっていたんじゃないかな。

 

でも、今の私は、違う。

彼との素敵な時間は、私の人生のボーナスの時間で、

私は私の人生を楽しんでいるし、私の心が完全に整った時には私に相応しい人物が現れてくれるから、

 

彼との時間に心から感謝して、

彼との出会いの意味を十分に噛み締めて、

温かい気持ちで、彼にサヨナラを、言える。