サイレントでいるんじゃなくって、「理解してほしかった」みたい。マルタで強くなった友情

最近、こんなことがあったの。

 

それは、仲の良い友達とブレックファーストをしていて、

「そういえば、最近の恋はどうなの?」って聞かれたとき。

 

一度疎遠になってしまったセルビア人と、最近また会うようになったんだけど、

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まだ友達には、話していなかったの。

というか、話すかどうかで迷ってた。

 

秘密にしたいわけじゃないんだけど、あえて言わなくていいし、

そして何より、反対意見を言われるのが嫌だったの。

否定された、恋

別の、仲の良い友達に、

「また会うことになったよ」って言った時の反応が、

いかにも”反対”っていう表情だったんだよね。

 

詳細を話す前から、「Chichiはよくないことをしてる」って、思われてしまった。

 

理由も、わかるの。

一度私のことを、すごく傷つけてしまった彼だから、「また同じようにChihiのことを傷つけるじゃない?」って、

心配してくれるのは、よく、分かる。

 

私が詳細を話す前から、その反対の気持ちがひしひしと伝わってきて、

それが嫌で、その時は、会話をとっとと終えて話題を他のものに移した。

また、同じ反応

隠すのも嫌だったから、

「あのセルビア人と、最近また会ってるの」って、言った。

 

そしたら今回も、同じ反応。

「え、その男性と会ってるの?」って感じの、反対するようなオーラが伝わってきた。

 

だからまた、それ以上話すのが嫌になっちゃって、

「うん。さぁ、この話はこれでおしまい」って、切り上げた。

 

「自分を傷つけるようなことは、しないでね」

とだけ、言われて、

別の話題になったの。

モヤモヤが消えなくて

彼女と別れてから数時間。夜寝るまで、ずっとモヤモヤが消えなかった。

モヤモヤと言うレベルを超えて、気分がズンと沈むような、ディプレッションみたいな症状。

 

正直自分でも、驚いてしまった。

「え、なんで私、こんなに小さいことでこんなに気分が沈んでいるの?」って。

 

気持ちをここまで沈めるほどの理由が、自分でもよく分からなかった。

もしかして?

ずっと理由を考えて、

ふと、思ったの。

 

「私のことを、理解してもらえてない」って感じるのが、

この辛さの、根本なんじゃないかな?って。

 

何度も何度も◯◯な回路を繰り返して、会うことを決めた。

◯◯な気持ちで、覚悟で、彼と会ってる。

私の幸せは◯◯で、今は、そのための過程なの。

 

みたいな、

そういう私のことを理解してもらえずに、(理解しようとせずに)

「それは、いけないこと」と否定されるのが、嫌だった。

 

そして、そうされるのが嫌だから、

途中から仲の良い友達でさえも、トピックを選びながら話すようになって、

友達と全てを共有できなかったことが辛かったし、

逃げている自分も、嫌だったと思うの。

 

この考えに辿り着いた瞬間に、涙が止まらなくなって、

「やっぱりそうなんだ」って、自分の気持ちに確信した。

本当の気持ちを

後日また、その友達とブレックファーストをしたの。

そして、思い切って、打ち上けた。

 

「実は、昨日、すごく辛かったの。

私の考えを聞いてほしかったのに、先入観とかジャッジメントを入れて話を聞かれてしまったから、途中から話せなくなっちゃった」

って。

 

友達は、すごく真剣に、そして温かい態度で私の話を聞いてくれて、

「そんなにChichiのことを傷つけてしまったなんて、知らなった」って謝ってくれて、

そして、セルビア人の彼とのことや、私の恋愛観とかにも、何もフィルターをかけない状態で、真摯に聞いてくれた。

 

そしてその後は、恋愛に対する考え方とか、これから行うべき行動とか、

未来についても、意見を交わし合ったの。

 

聞いてくれて、理解してくれたことの感謝から、

彼女の意見についても素直に耳を傾けられるようにもなったし、

すごくすごく、濃い時間になった。

 

最後は彼女と力強いハグをして、

友情がより深まったのを、感じたの。

努力しないと、分かり合えないなんて?

日本で仲の良かった友達って、

頼まなくても、人の話に耳を傾けてくれる人たちだったように思う。

 

私と似たようなタイプの人ばかりだったから、

「やってほしいこと」「やってほしくないこと」を、頼まなくても分かり合える人たちばっかりだった。

 

だから、大きなストレスを抱えたことって、

ありがたいことに、なかったんだよね。

 

それが、マルタでできた友達は。

正直なところ、居心地を悪く感じてしまうことが、多々見つかっちゃうの。

 

「努力しなくても、自然にわかってもらえるような、

そんな人を友達にした方がいいのかな」って、

考えたこともあった。

伝えることで、友情はより強く

でも最近は、こう思うの。

 

それが悪いことではなくって、

大事なのは、それを伝えたときに、”その友達がどんな反応をするのか” で、

 

ちゃんと向き合ってくれた友達は、本当の友達で、

これからもっともっと、友情を深めることができる。って。

 

自分の気持ちを、特に相手に言いにくいことを言語化して伝えることって、

すごく勇気がいるし、スキルもいることだと思うんだけど、

確かな友情関係をつくっていく上で、とっても大事なことだって学んだ。

 

確かに、今回、

彼女との友情が強くなって、彼女のことがより好きになって、

お互いの人生を、共有していきたいって、感じたから。

 

これが、私のほしい友情のカタチなんだなって、思った。

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