マルタに移住して、もうすぐ2年。
マルタでの生活が、私にはとっても合っていて、
東京で生活していたときよりも、幸せ度が高い。
東京の友達からも、
「マルタに行ってから、若返ってない?」とか、「すごくイキイキしてるね」
って言ってもらえることが多くて、
私自身も、身体のうちから、エネルギーが湧き上がっているのを感じてるの。
日常の、プチ幸せ
エネルギッシュに慣れている理由は、さまざまなんだけど、
1つ言えるのが、
マルタのでの生活は、東京よりも、
『些細なコミュニケーションから”プチ幸せ”を感じる瞬間が多い』ってこと。
①強いコミュニティーの絆
まずは、マルタの方が、コミュニティーの絆が強い気がする。
例えば、バスに乗るとき。
私は、会社に行くとき、始発のバスに乗るんだけど、
バス停でバスを待っているメンバーは、毎回ほとんど同じ。
長期休暇で、しばらくバスに乗らないときがあったら、
「しばらく見なかったから、心配してたのよ。久しぶりね」
って、声をかけてくれて、
それからは、「おはよう」「良い1日を」って言葉を交わすようになった。
マルタは小さな国で、その分コミュニティーが濃いし、
フレンドリーでオープンな国民性だから、話しかけてもらえることも多い。
バーで飲んでいたら隣の席の人がビールを奢ってくれる。とか、
一度買い物したお店の人が、すれ違ったときには声をかけてくれる。とか、
他人と他人の距離が、日本よりも近い気がしてる。
日本の田舎の場所では、こういう文化がまだ眠っているのかもしれないけど、
こういうコミュニティー文化のおかげで、
”一人じゃない” というか、”誰かが気にかけてくれている” というか、
ちょっと温かい気持ちに、なれるんだよね。
②褒め言葉付きの挨拶
マルタでよく聞く挨拶が、「Ciao Bella」で、
日本語に訳すと、「こんにちは、べっぴんさん」みたいな感じかな。
イタリア語で、イタリア人がよく使う挨拶なんだけど、
イタリア文化の影響を強く受け、イタリア人も多く暮らしているマルタでも、
「Ciao Bella」は一般的な挨拶なの。
特に意味もなく、挨拶用語みたいな感じで「Ciao Bella」って言うんだけど、
「Bella」(=「Beautiful」)って言われるだけで、嬉しくなっちゃわない?
私は、この1つの挨拶だけで、たくさんの幸せをもらってるの。
気分を上げた状態で、1日を始められる。
③ハグの挨拶
ボディコミュニケーションの効果って、絶大だと思う。
マルタでは、ハグは当たり前だし、
頬にチュッてやる仕草をする挨拶とか、肩をトンッてして慰めるとか、
日本よりも断然、ボディコミュニケーションをする機会が多いんだけど、
ボディコミュニケーションをすることで、安心感とか、温もりとか、
些細な幸せを感じられるの。
ハグって、幸せな気持ちになれるし、
他人との距離も自然と縮めてくれる魔法がある。
そして、強くハグをしてもらったときには、”受けれ入れてもらっている”ような、”愛されている”ような、
言葉がなくても、相手の気持ちを感じられるよね。
幸せは、些細なことで
すごく些細なことなんだけど、
こういうことの積み重ねが、私の1日1日を満たしてくれて、
幸せな気持ちに。エネルギッシュな私に。してくれているような、気がするの。
そして反対に、
私も些細なことを、大切にしなきゃ。って、思える。
挨拶の仕方とか、別れの挨拶とか、感謝の気持ちの伝え方とか、
そういう、些細なことに、気を使えるように。
小さな積み重ねで、人生を美しく彩っていきたいな。
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