マルタ(ヨーロッパ)で学んだ、人格ある人の言動。言葉は最後まで

日本人って、言葉を最後まで言わない習慣がない?

 

例えば、「今日、美味しいピザを食べに行くんだけど、一緒にくる?」って誘われたとして、断りたいときに、

「ちょっと今日は…」みたいに、会話を終わらせたり。

 

ヨーロッパでは、ちゃんと、

「今日は疲れていて、休みたい気分だから、私はやめておくね。誘ってくれてありがとう」

って、ちゃんと伝える人が多いように思うの。

 

「ありがとう」っていう時でさえ、ヨーロッパでは、

「今日は家に招待してくれてありがとう。手作りの料理まで用意してくれて。あなたとすごく良い時間を過ごせたよ」

みたいに、丁寧に感謝を伝える人が、多いような気がしてる。

 

日本だと、「招待してくれてありがとう」くらいの、簡潔なお礼で終わることが、多いよね?

言葉を伝えることは、

そういうコミュニケーションの仕方を学んで、そっちの方がお互い気持ちがいいし、

そういうコミュニケーションができる人は、大人だなって、感じた。

 

中途半端に言葉を告げても、言いたいことは伝えるとは思うんだけど、

ちょっと、幼稚な感じもしちゃうよね。

 

断る時とか、注意をする時とかは特に、

”察して”って 気持ちが働いて、最後まで言い切らないことも多いけど、(最後まで言わなくても、日本だと察してもらえるもんね)

でも、ヨーロッパ人のコミュニケーションを見て、学んだの。

 

断ったり、注意をすること自体に、相手は不快に感じないし、

自信を持って丁寧に伝えられる人は、リスペクトされるって。

言葉で丁寧に伝える、大切さも

以前、まだ19歳の女性なのに、すごく大人っぽいなって感じた人がいたんだけど、

コミュニケーションの仕方、態度、自信ある振る舞い全てが大人っぽくって、感動しちゃったことがあったんだよね。

 

それは、車に三人で乗ったととき。

車に乗ってから、その子が無口になっちゃったから、私は別の子と二人で話してたの。

 

私はそのことについて、あんまり気にしてなかったんだけど、

でも、車を降りてから、彼女が私に、こう言葉をかけてくれた。

「あんまり話さなくてごめんね。車酔いしちゃってたから、あまり話さないようにしてたの。あなたと話したくないわけじゃなかったから、気にしないでね」。

 

言葉にして伝えない人だって多いと思うんだけど、私のことを気遣ってくれたその言葉に、すごく感動しちゃったの。

年齢が、若くても

こういうコミュニケーションができる人は、ヨーロッパでは、

年齢が若くて多いような気がしてる。

 

キリスト教の影響なのか、周りがそうだから自分もそうなるのか、

どうしてなのかは分からないけど、

ヨーロッパで出会う10代の人は、「日本人の10代よりも精神年齢が上だな」って思うことが、多いんだよね。

 

私と比べても、「私よりも大人っぽい振る舞いをするな、、」って、

正直焦っちゃうような、しっかりした人が多い。

 

そして同時に、そういう大人にコミュケーションの仕方を、私も学んでるところ。

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