マルタの方が、日本よりも物価が高いはずなのに、
なぜか、貯蓄は、日本よりもできているんだよね。
毎月旅行に行っているし、プライベートタイムは日本よりもあるし、友達と遊ぶことも多くて、
特に意識してお金を節約しているわけじゃないのに、
なんで日本よりもお金が貯まるんだろう?… って、自分でも不思議だった。
「交際費(飲み代)」が、減った
理由を考えていたんだけど、
一番大きいのは、「交際費(飲み代)」が減ったことかもしれない。
日本にいたときは、月に2、3回は飲みに行っていて、
1回の飲みで、5000円以上はかかっちゃうよね。
ハシゴしちゃうと、1万円近くとかにも…。
マルタに移住してからは、”飲み” に大きなお金を使ったことがなくって、
バーで数杯飲むか(食事なし)、食事と一緒に軽く1杯飲むか、または友達の家でたくさん飲むか。
の、選択な気がしてる。
バーでカクテルを注文するときは、ハッピーアワーの時間帯で、10€で2杯ついてくるし、
ワインやビールだと、おしゃれなバーだとしても5€ほど。
飲みで、20€以上かけることが、マルタではなくなったの。
📝ハッピーアワーについては、こちらの記事へ
「クラブ」に行かなくなった
あと大きいのは、クラブ代。
音楽とダンスが大好きで、DJの友達がいたから、日本にいたときは、毎週クラブに行っちゃってた。
エントランス代で1,000〜2,000円、
中でドリンクも1、2杯注文することになるから、
トータルで4000円くらいは使っちゃうよね。
マルタにもクラブはあるんだけど、正直、質の良いクラブってなくって…
でも反対に、レストランやバーの音楽がいいから、
クラブよりも、レストランやバーの生演奏を楽しむことが多くなったの。
レストランやバーに入れば、チャージ料とかなしで、
無料で生演奏を楽しめちゃうんだよ? これって最高のエンターテイメント。
そして、ダンスを踊りたいときは、バチャータダンス、サルサダンスなどのイベントに行ってる。
日本だと、バチャータダンスなんて耳にしないし、サルサダンスも、耳にしたことはあるけど、メジャーではないよね。
マルタでは、バチャータ、サルサ、そしてギゾンバといった、ペアになって踊るラテンダンスがとっても人気なの。
驚くほどにバチャータ(サルサ、ギゾンバ)人口は多くって、毎週どこかで必ずダンスイベントをやってる。
10€くらいのエントランス料で、(無料のところもあり)
ドリンク代はクラブ金額じゃなく、普通のバーの値段と変わらない金額だから、
日本のクラブに行くよりも、圧倒的にお金はかからないんだよね。
📝バチャータについての別記事は、コチラへ
ちなみに、10代20代の子には、パーチャベルというクラブ街が人気。
ザ・クラブの、アゲアゲ的な音楽が流れているクラブが並んでいて、いつも賑わっているから、
そういう雰囲気のクラブが好きな子は、そこで、毎週のように遊んでいるかも。
ちなみに、エントランスは男女ともに無料だし、女性だとドリンクチケット(無料)をもらえることもあるし、
ショットは無料でその他のドリンクも高くないから、
パーチャベルで遊んでも、出費はあんまりかからないよ。
「交通費」が、ほぼゼロ
「交通費」がほぼゼロになったのも、大きい。
バスは無料で乗れちゃうし、
中心街に住んでいるおかげで、飲みのエリアや友達のお店にも、徒歩で行けちゃうから、
タクシーは滅多にならないんだよね。
タクシーに乗ったとしても、毎回10€以下で乗れちゃうから、そんなにコストはかからないんだよね。
📝マルタの交通事情に関する記事は、コチラへ
「物欲」が減った
「物欲」が、減ったように思う。
アクセサリー、靴、服などのファッションや、家具やインテリア。
ドンキホーテや100円均一とかに売っていそうな、便利な小物とか、
そういうものを買うことが減ったように思う。
物欲自体が、減ったように思うんだよねぇ。
海や太陽に癒されたり、友達との温かい時間を持つことが多くなって、
物欲が、大きく減ったの。
または、ただ単に、
”ほしいと思うものが少ない” っていうのも、影響しているかもしれない…。笑
マルタにあるお店の数は少ないし、日本みたいに品揃えがないから、
「あの店に行こう!このお店にも行こう!」みたいなことがないし、
プラプラ歩いていて、「あ、かわいい!買っちゃおう!」って、一目惚れ的な衝動買いをすることも、なくなったの。
「このクオリティーでこの値段かぁ…」とか、「(単に、)あんまり可愛くないなぁ…」とか、「マルタに永住するか分からないから、荷物は少なくしておきたい」とか、そういう理由も、物欲が減った理由として、考えられると思う。
「健康維持費?」的なものも
日本に住んでいたときは、肩こりがひどすぎて、
2週間に1回は、ひどいときは、1週間に1回は整体に行ってたの。
デスク労働と、あと一番大きいのは、ストレスが原因で。
整体に行かないとやっていけなかった…。
マルタに移住してからは、肩こりから一気に解放されたの。
ちなみに、マルタの医療費は無料だよ♡
📝マルタの医療事情についての記事は、コチラへ
「習い事費」や「遊び代」
日本では、ダンスとヨガ教室に通っていて、それぞれ月、1万円以上。
マルタでは、月38€のバチャータ教室と、会社のベネフィットであるジム(無料)に通っていて、
「習い事」にかかる費用も、大きく減ったかな。
そして、マルタで遊びたいときは、
無料のフェスティバルとか、海や絶景を見るようなお金のかからないアクティビティーをすることが多いから、
1日で1万円以上かかるような遊びをする。ってことも、なくなったの。
お金をかけずに楽しめる余暇が増えたことは、大きい。
結果として、生活費は
初めは、マルタ生活にどれだけのお金がかかるか分からなかったから、
「お金を使わないように」と気をつけながら生活していたんだけど、
気をつけなくても、自然と、お金を使うことが、減ったみたい。
無駄な外食はせず自炊をする、会社へはお弁当を持っていく、歩けるならタクシーは使わない
ってことは、私の中ではお金節約ルールなんだけど、
それ以外は、特に気をつけていないかな。
毎日のように飲んだりパーティーをしている友達の中には、「金欠ーーー」って嘆いている人もいるんだけど、
個人的には、マルタの方が、日本よりもお金を節約できるような気がしてる。
📝1ヶ月の生活費のリアルな金額については、こちらの記事へ
いま、学んでいること
ちょっと余談的な話になるかもしれないんだけど、
ヨーロッパの人って、お金の使い方が上手いような気がしてる。
私の周りの人は、心が前向きになることに、うまくお金を使っているような気がするの。
一番感心しちゃうのは、”人のため”にお金を使うことを厭わないこと。
友達を家に招待したら、友達が楽しんでもらえるようにもてなしてくれるし、
小さなお祝い事とかプレゼントをくれたりとかするし、
こういうことで、すごく満たされるんだな。って、学んでる。
私もこういうお金の使い方をできるように、ちょっとずつトライしているところなの。
お金に心配しすぎず、マルタ生活を
マルタ移住を考えている方。
物価が日本よりも高いといっても、そこまで心配しなくて大丈夫だし、
マルタ生活が始まったら、”節約モード”になりすぎずに、心に余裕を持って、美しい自然と温かい人たちがたくさんいるマルタの生活を、思う存分楽しんほしいって、思う。
もちろん、収入は人によってさまざまだから、
マルタ生活では日本の生活よりも豊かになれるとは言わないけど、
同じ収入だとしたら、マルタでの方が充実した生活を送れる気がしてる。
マルタで、充実感のある生活を送ってほしいな。
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