マルタに移住して、約2年。
まだまだマルタは大好きだし、マルタに移住してよかったって、心から思っているんだけど、
マルタに移住して、日本を離れたことで感じる、「日本の良さ」も、たくさんあるの。
日本社会の中で、自然に培われた「日本人の精神」って、とっても素敵だなって思う。
日本人の人に、もっと、
私たちが持っている良さについて、知ってほしいから。
今回は、『マルタに移住して感じた、日本人の素晴らしさ』についてを、記載するね。
『マルタに移住して感じた、日本人の素晴らしさ』
1.「譲り合い精神」
まずは、「譲り合い精神」。
ファッションショーに出たときのこと。
メイクアップアーティストと、ヘアスタイリストがいたんだけど、
やってもらう順番がもう、めちゃくちゃだった。
きちんと列をつくっていたわけじゃないんだけど、
なんとなく、待合室で座っている椅子の順番、来た順番があって、
日本でだったら、「この人は、私よりも先に待っていたな」って察して、
暗黙の了解で順番ができるよね?
それが、マルタでは、そんなの関係なし。
順番関係なしに、”我先に”という感じでメイクアップアーティスト/ヘアスタイリストの元へといくの。
正直ちょっと、イラッとしちゃった。笑
バスに乗るときも、待っている順番は関係なしだし、(全員じゃないんだけど)
”列をつくって、順番通りにする” っていう習慣が、日本みたいにはない。
バスが混んでいるときは、みんな、”自分が乗りたい”から、
他人を押し避けてまでバスに乗ろうとする人が多くって、正直戦場。汗笑
ひどいと、降りたい人を、降ろさせてくれないレベルで人がバスへと入ってくる。汗笑
「譲り合い精神」は、気持ちがいいし、
日本人って、素晴らしいって感じてるの。
2.「配慮の精神」
「配慮の精神」も、日本人は持ってるよね。
例えば、満員のバスに乗っていたら、リュックを前にかける人が多いし、
満員のバスで、1つの席に荷物を置いて遠慮することも少ないし。
言葉の使い方に対しても、日本人とのコミュニケーションの方が、「あ、この人、言葉を選んで話してくれるな」って思うことが多いし、
会話を始めたり終えるタイミングも、日本人の方が、相手の空気を察して配慮してくれてる気がする。
マルタでの友達は、私の気持ちとか状況とかを配慮せず、伝えたいことをそのまま伝えてくる人も多いから、
正直、イラッとしちゃうこともあるの。
それが悪いことってことではないんだけど、
言葉にして伝えなくても、”相手が分かってくれる”って、
最高に気持ち良くってありがたいことだったんだ。って、知ったの。
3.「感謝の精神」
欧米の人の方が、感謝の言葉をいうイメージがあったけど、
「感謝の精神」というか、「恩義」というか、
日本人の方が、小さなことに対しても深く感謝して、その感謝の気持ちを長く持っているような気がしてる。
例えば、職場の日本人の子と、シフトの交換のお願いをされたとき。
「交換O Kだよ」って言ったときには、もちろん「ありがとう」って感謝されるし、
後日職場で会ったときにはまた、「シフト交換してもらって、ありがとううございました」って、また感謝の言葉をくれるの。
そして、感謝の気持ちの熱量も、高い。「本当に、ありがとうございました!!助かりました!!」って、
たかがシフトの交換と言えることにも、気持ちを込めて、心から感謝してくれる。
マルタでの友達も、感謝の言葉をくれるんだけど、サラッとしていることが多いような気がしてて、
もちろんこれも、人によるんだけど、
日本人は「感謝の精神」が高いような気がしてるよ。
日本人の友達とのコミュニケーションって、気持ちがいいって気づいた。
素晴らしき、日本人
「日本人の方が素晴らしい」って伝えたいわけでは、もちろんなくって、
ただ、日本に住んでいる日本人の人に、もっと、『日本人の良さ』を知ってほしいなって、思うの。
「日本人って、素敵だよね」って言ってくれる友達は多いし、
私も、日本を出たことで気づいた、日本人の良さってたくさんあるから。
この、日本の素晴らしさが消えずに、
次の世代、次の世代へと、引き継がれていってほしいって、心の底から思う。
また新たに「日本の素晴らしさ」で気づいたことがあれば、
これからも積極的に、発信していくね。
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