現在、中国人女性とクロアチア人男性の、2人のフラットメイトと生活しているんだけど、
家族以外の誰かと一緒に生活は、マルタに移住してからが初めてだったの。
日本にいたときは、フラットメイトとの生活について、マイナスイメージも持っていたけど、
今では心から、フラットメイトと一緒に生活できて、よかったって思ってる。
フラットメイトとの関係は?
フラットメイト同士の関係って、どんな関係だと思う?
フラットメイトとの関係は、本当に人それぞれで、
ただの ”同居人”って感じで、顔を合わせたら挨拶するけど、一緒にご飯をしたり遊んだりはしない。っていう関係のフラットメイトも多いし、
私の場合は、”友達のような。または家族のような存在でありたい” て考えの人がフラットメイトだったから、同居人以上の、濃い絆をもって生活できている。
特に、いま一緒に住んでいるフラットメイトのクロアチア男性は、私のことを家族のように接してくれてて、
これまで、クロアチア男性がフラットメイトになる前に、3人のフラットメイトが入れ替わって住んでいて、どのフラットメイトとも、良い関係は築けていたけど、
今のフラットメイト生活がいちばん、温かい関係かな。
些細な日常のキャッチアップをしてくれるし、朝食やコーヒー、夜ご飯なんかもシェアしてくれるし、
困った時はもちろん、手を差し伸べてくれる存在。
家族みたいな関係なのが、今のフラットメイトたちとの関係なの。
フラットメイトとの、関わり方
あえて一緒にお出かけすることはあんまりないんだけど、
家で顔を合わせたら、「今日は家にいるの?一緒に映画見ない?」みたいな感じで、一緒に過ごすことは多いよ。
休みの日は、クロアチア人男性は、リビングでテレビを見ていることが多くって、
私がキッチンに行った際に声をかけてくれるの。
「クロワッサン買ったけど食べる?」とか、
「チーズも入れたほうがきっと美味しいよ!僕のチーズ使って」とか、
または、お互いの最近のキャッチアップもして、
「バチャータ楽しんでる?」とか、
「この前のモデルの撮影はどうだった?」とか、
そういう、些細な会話を。
クロワッサンをランチボックスに入れて
この前、彼が夜ご飯を作ってくれたんだけど、あんまりお腹いっぱいにならなかったの。
「お腹まだ空いてる?」って聞かれて、 ちょっと気まずそうに「うん…」っていったら、
夜勤に出かける私のためにクロワッサンをオーブンで焼いてくれて、「これ持っていって」ってランチボックスに入れて渡してくれたの。
家族みたいな行為に、プチ感動しちゃった。
咳で苦しむ私に、薬を
こんなこともあった。
風邪で、夜中に咳き込んじゃっていたときがあったんだけど
中国人の子が、私の部屋をノックしてきて、
「私の部屋までChichiの咳が聞こえてきたけど、大丈夫?このキャンディー試してみて。咳に利くから」って、わざわざキャンディーをくれたの。
別の日には薬をくれたこともあったし、いつも助けてもらえていることに、すごく感謝しちゃった。
プライベート時間も、大切に
ずっと一緒にいるわけじゃなくって、
一人でいたい時は、部屋に閉じこもってもいるよ。
部屋にいるときは、お互いの時間を尊重して、お互いに好きなことを。
私の家では、「10時以降は静かに」っていうルールを決めてるから、
邪魔をしないようにも気をつけてる。
フラットメイトとの、ルールは?
私の家でのルールは、たった3つだけ。
1. 10時以降は、静かにする
2. 友達を家に呼ぶときは、お互いの許可をとってから
3. 週に1回ずつ、交代で掃除をする
この3つの、シンプルなルール。
あとは、常識的なことを、守る。
相手のものを勝手に使わない、触らない、捨てない。とか、
大きな音を立てない。とか。
当たり前でしょ?って思うかもしれないけど、守らないフラットメイトも、多いみたいなんだよね。
📝詳しくは、コチラの記事へ
食材や生活用品は、どうしてる?
塩胡椒などの調味料や、お水やミルク。洗剤やゴミ袋などは、どうしていると思う?
これも、それぞれの家でやり方は全然違うと思うんだけど、
私の家では、シャアとセパレートの、半々って感じかな。
以前のフラットメイトたちの生活では、完全にセパレートだったの。
調味料も、お水も、洗剤も、全部セパレート。
ゴミでさえ、それぞれで管理して、捨ててた。
揉め事になるのが嫌で、私がセパレートにしたい派だったから、そうなっていったんだけどね。
「私ばっかりゴミ捨てしてる」とか、「使いたいと思ってた調味料が切れてた」とか、
そういうのって、溜まっていくと結構なストレスになるじゃない?
📝そのときの生活についての記事は、コチラへ
でも、今のフラットメイトたちは、そういうことはちゃんとしているから、ストレスになる心配がなくなって、
そして、クロアチア男性の彼が、「僕の勝手に使っていいよ(食べてもいいよ)」っていうスタイルだったから、だんだんとシェアをするようになっていったの。
フラットメイトの食器や調理器具を使わせてもらってるし、
コーヒーマシーンのコーヒーも、勝手に淹れて自由に飲ませてもらってる。
キッチンで何か食べてて、会ったときには、
「クッキー一緒に食べる?」とか、「オレンジ買いすぎちゃったから、食べてくれない?」とかって、
食べ物の共有もするようになった。
共有で必要なものは、それぞれお金を出し合って
マルタのフラット(アパート)には、生活に必要な家具は基本的に全て揃っているんだけど、
私のフラットには、掃除機がなかったの。
掃除機欲しいね。ってなって、
掃除機だけは、お金を3人で出し合って、購入した。
でも、他のものに対してはすごくカジュアルで、
「箒買ってきた」とか、「アロマ買ってきた」とか、
それぞれ必要だと思ったものを、それぞれの人がテキトーに買って、シェアしてるよ。
信頼を築くうちに
私のフラットメイトとの生活は、けっこうラッキーだと思う。
信頼を築けた中国人フラットメイトと、家族精神旺盛なクロアチア人フラットメイトに恵まれたからこそ、できてる生活なんだとも思ってる。
中国人フラットメイトとは、一緒に生活して1年半ほどになるんだけど、
長く生活して、友達みたいな絆やフラットメイトとしての信頼関係を築けてようやく、今の生活を築けるようになったの。
初めは結構、”同居人”みたいな感じだったんだけど、
長く生活していく上で、お互いのことを話したり、ちょっとしたお出かけをしたり、または私の生活スタイルを知っていくうちに、
「Chichiとはもう、”フラットメイト”じゃなくて、”友達” だから」って、もっと距離が近くなったし、
「Chichiは、ちゃんと丁寧にものを使ってくれるから、私のものも使っていいよ」って、彼女のものも、貸してくれるようになった。
私も彼女のことを信頼しているから、感謝の気持ちを持って、気持ちよく生活できてるの。
クロアチア男性については、初めから、”家族のように接する”スタイルだったから、
そんなふうに接してもらうことで、私も彼のことを家族のような態度で接するようになれた。
📝クロアチアのフラットメイトに関する記事は、コチラへ
素敵なフラットメイトに出会えれば
どんなフラット生活を送りたいかは、人それぞれだとは思うんだけど、
私は、せっかくフラットメイトと生活するんだったら、ただの”同居人”じゃなくって、
もっと深いレベルで生活できるフラットメイトを見つけてみてほしいなって、思う。
簡単なことではないんだけど、
でも、どんなフラットメイトと一緒に住むかで、日々の生活のクオリティーや幸福度は、大きく変わるから、
フラットメイト探しは妥協しないほうが、いいんじゃないかなって、思うよ。
📝この記事も、ぜひ読んでほしいな
素敵なフラットメイトに囲まれてた、素敵なマルタ生活を、楽しんでほしい。
コメント