「ミセス・マルタ」の華やかな世界の裏側を知って、偶然訪れる小さな喜びの価値を知った

こんにちは、マルタ在住のChichiです🌼

 

あるビューティーコンテストに参加して、

「ミセス・マルタ」のタイトルに加えて、「ミセス・ヨーロッパ」のタイトルまでとった、

モデルの友達がいるの。

 

プリンセスのような美しい衣装、

華やかなレッドカーペット舞台、

広告パネルを背景にシャッターを切られるハリウッドスターのような撮影写真。

 

インスタグラムから見た彼女の世界は、そのどれもが、

「羨ましい」と思えるものだった。

華やかさだけではない、コンテストの世界

その子とランチをしていて、

もちろん話題は、ビューティーコンテストのことに。

 

「どうだった?」

って聞いたら、

 

最初に出た言葉は、

「大変だった」。

 

「とっても素敵な思い出だった」とか、「幸せすぎる」

とかじゃ、なくってね。

 

私がインスタグラムで見えていた世界では、

彼女の「大変だった」部分は、全く感じられなかったんだけど。

裏の、ハードな世界

彼女の言葉で一番心に残ったのは、

「セルフコンフィデンス」の話。

 

コンテストは1週間にわたるもので、

その間にはいろんなイベントがあり、各自、用意してきた華やかな衣装を着るの。

 

常に”比較”の世界で、

「自分よりも華やかな衣装を着ている人を見ると、

自分を惨めに感じてしまう」

 

フォトグラファー、スタッフ、エージェンシーなどが、

参加者の全員に全て、平等な態度をとるわけでもないから、

「他の参加者が、自分よりも丁寧に扱われている場面において、

そのときもまた自分を惨めに感じてしまう」

というのが、

彼女が言っていた一番の大変さだった。

(タイトなスケジュール、出費なども、大変だったみたいだけど)

 

結果、「ミセス・ヨーロッパ」という頂点に登り詰めた彼女なんだけど、

それまでの過程では、何度も自信を失いかけていたみたい。

外見の美しさだけでなく、メンタルの戦い

その話を聞いて、

共感するところがあった。

 

彼女みたいな世界はまだ、経験したことがないけど、

似たような想いなら、ファッションショーで何度か経験したことがあるから。

 

あるデザイナーさんのドレスが着たくって、列を作って待っていたら、

スッと横から入ってきた別のモデルさんにドレスをゲットされたときは惨めな気分になったし、

自分よりも有名なデザイナーさんのドレスを着ているモデル、多くのドレスを着ているモデルを見たときも、惨めだった。

 

ビューティーやファッション、モデルの世界は、

”いかに、自分の自信を保ち続けるか”。 ”自分の魅力を自分で信じ切れるか”。

 

「メンタルとの戦い」でもあり、

それがたまに、疲れてもしまう。

道端で言われた、「綺麗だね」の一言にも

ちょうどその子と、ランチをした日だった。

 

ちょっとお洒落をして出掛けていたんだけど、

ランチに向かう途中の道で、ある年配のマルタ人男性から、

 

「Dear、その格好とっても素敵だね!すごくビューティフォー」

って、急に声をかけられていたの。

 

マルタって、日本よりももっと、褒める文化があるから、

そのときはただ、

「きっといろんな人に、褒め言葉をかけてるんだろうな」

って、

正直あまり、喜びだとは感じていなかった。

 

でも、なんだか、

少しずつ…

 

最近の私は、努力をして、「喜び」を掴み取りにいっていたけど、

こんなふうに、

「偶然訪れるような、ふり降りて来る「喜び」も、いいな」

って。

 

モデルはもう、嫌。ファッションショーにはもう、出ない。

とかの話じゃなくって、

 

私が輝ける場所、求められている場所は、

きっと、もっと、

日常に転がっているのかもしれない。

って、思った。

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