これは、愛を育てるため。小さなワガママを、いっぱい言うの

こんにちは、マルタ在住のChichiです🌼

 

私の性格は、本来、ワガママ(ちょっとしたお願いをする)を言うのがすごく苦手なの。

 

「食べたい」って思ったとしても、「要らないよ、大丈夫」って言っちゃったり、

寒かったとしても、ジャケットを受け取らなかったり。

 

でも、20代後半で脚を怪我したときをきっかけに、ちょっとずつワガママを言えるようになってきて、

最近はとくに、今デートしているアルゼンチンの彼に対して、あえてワガママを言うようにしてる。

脚の怪我で

まず、きっかけについてなんだけど、

ある日、足を怪我しちゃって、数ヶ月働けなくなっちゃったことがあったの。

 

その時の私は、不安定な生活をしていて、

貯金が全くなく、常に月末の支払いのことを考えながらキツキツに仕事をしている状態で、

そして、脚を怪我しちゃってるから買い物にいくのが難しい状態だった。

 

この年で親に頼るのは申し訳ないし、恥ずかしいしで、自分一人でなんとかしようと考えていたんだけど、

ある1人の友達から、

「Chichiは一人で頑張りすぎるけど、困っているときは誰かに頼って、思いっきりワガママ言ったほうがいいんだよ」

って言われて、

その言葉が強く、心に残ったの。

感謝すれば、いい

「思いっきりワガママを言って、そのあと思いっきり感謝して、その気持ちを伝えれば、十分なんだよ」

って。

 

ワガママを言うことって、よくないことっていう価値観があったから、

躊躇はしちゃったんだけど、「新たな自分になるために実験してみよう」って、

親を頼らざるおえない状況でもあったし、親に思い切って電話をした。

 

私の母親は、ちょっと過保護なくらいに私を可愛がってくれる・力になってくれる存在で、

電話をした後すぐに、「荷物を送ってあげるね」って、

お米とか、家で採れた野菜とか、お菓子とかを送ってくれて、

「他に何か、食べたいものある?」とまで。

 

いつもだったら、「特にないよ」って、

申し訳ないから、特にリクエストはしない性格なんだけど、

 

友達からの言葉を思い出して、ちょっと試してみようかな?って気持ちで、

思い切ってもっと、お願いしてみた。

 

「お母さんの胡麻和えが食べたい」とか、「豆が入った大福が食べたい」とかって。

助けてもらっている立場ではあるんだけど、自分の食べたいものを伝えてみた。

「ありがとう」や「愛」が、大きく

そしたらお母さんは、私がお願いしたものを全部、送ってくれたの。

荷物を開けて、中身を見て、涙が出ちゃった。

 

「私のために、作ってくれたんだな。買いに行ってくれたんだな」って、

すごく温かい気持ちになって、お母さんへの感謝の気持ちが、もっともっと、溢れたんだよね。

お母さんの存在のありがたさ、大切さを、心の底から感じた瞬間だった。

 

そして、お母さんに、思いっきりのありがとうを伝えたら、

お母さんも、なんだか嬉しそうだったの。

ワガママを言える関係で

大人になるにつれて、ワガママって言いづらくなるよね。

家族の間くらいかもしれないし、どんなにの良い友達でも、ちょっと躊躇しちゃう。

 

でも、大人になっても、ワガママを言える自分でいるべきだって思うんだよね。

ちょっとした、ワガママね。相手を苦しめるワガママじゃなくって。

 

パートナーの前ではそんな自分でいたいし、そして、パートナーには、そんな自分を受け入れてもらいたくない?

それに、ワガママを受け入れてもらうことで相手に感謝し、愛をもっと育てていけるような気がしてる。

だから、アルゼンチンの彼に、小さなワガママをたくさん、伝えることにしたの。

小さな、ワガママ

「夕陽を一緒にみたい」とか、「この映画をみたい」とか、そういうことなんだけどね。

あとは、「このスーパーのお金は私が払うから、ロマンチックなバーに連れてって」とか。

 

ワガママを可愛く自然に言える人にとっては、別に大したことじゃなくって、普通にできちゃうことかもしれないんだけど、

私にとってはちょっとした、トライなの。

 

相手の負担にならないように気を付けながらも、

自分のしたいこと、叶えてほしいって思っていることを、伝えていく訓練。

 

前のブログで書いたんだけど、彼ってあんまり、リードするタイプではないの。

ロマンチックな場所に連れていってくれたり、紳士的な振る舞いをするタイプでも、ない。

 

それがちょっと不満で、彼が持っている良さに気づかず、

「彼はライトパーソンじゃないのかも?」なんて思っちゃったこともあったんだけど、

 

「伝えれば、叶えてくれる」ってことにも気づいて、

それなら、「どんどん伝えていこっ。ワガママいっちゃおっ」っていう気持ちにもなってる。

感謝や愛を、もっと

実際、ワガママを言って、彼が叶えてくれると、

彼の優しさに感謝をし、彼が持っているものに感謝をし、

そして私ももっと、「彼のために何かしたい」って思えるようになっていると思う。

 

これってすごくいい、正の循環じゃないかな?

 

バランスも大切だから、

自分が彼に、”本当に”してほしいって思ってることを探りながらも、

ワガママを言っていきたいって思う。

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