こんにちは、マルタ在住のChichiです🌼
地中海に浮かぶ、小さな島「マルタ」。
日本人からすると、すごく未知の国じゃない?
日本にあまり情報が入ってこない国だから、
どんな国の特徴があって、どんな人がいて、どんな食べ物を食べって、どんな暮らしを送っているのか。
全然イメージが湧かないんじゃないかな?
少なくとも私は、そうだった。
✍️「マルタの基本情報」については、こちらの記事へ

魅力が詰まった、マルタ
マルタは、たくさんの魅力が詰まった国なんだけど、
でも、”マルタが好き”と”マルタ嫌い”に、二極化しちゃうの。(”観光”としてじゃなく、”住む’ということにおいて)
「マルタ、好き?」って聞くと、
「大好き」って答えるか、「大嫌い」って答えるかで、
「普通」って意見があんまりない。おもしろいよね。
それほどに、すごく特徴がある国で、
合う人にはとっても合うし、合わない人には全く合わない国なんだと思う。
✍️「マルタが合う人、合わない人」の記事は、こちら


私はもちろん、「マルタ大好き」派で、
マルタには他の国にはないたくさんの魅力があるって信じてるから、
今回の記事では、私が思う、『マルタの魅了』についてを紹介するね。
私が思う、『マルタの魅了』
⚫︎「誰も、”外国人”じゃない」
マルタは、移民の国。
どこを歩いていても、いろんな国の人を見かけるし、
職場や趣味のバチャータダンスの場でも、マルタ人の方が少数派。
だから、マルタ人じゃないってことが、当たり前なの。
「日本出身だよ」って言っても、
マルタ人を含めて誰も、”外国人”のような扱いをしなくって、
1つのアイデンティティとして扱ってくれる。
マルタに移住して、
いろんなナショナリティーの人たちが一緒に生活することが普通になって、
私もだんだんだと、出身地での隔たりを感じなくなって、
”同じ人間” っていう表現がいいのか分からないけど、
国でその人を判断するんじゃなくって、相手をアイデンティティーとして見るようになっている気がする。
お互いに、そういう関係で受け入れ合えることって、
すごく不思議な感覚でもあり、
どこか、美しいって思えるんだよね。
この感覚は、移民の国、マルタならではだなって思う。
⚫︎「温かい人々」
マルタに住んでいる人は、温かいって思う。
マルタ人を含めて。
正直、マルタ人の特徴としては、難しいと言われている面もあって、
キレやすいとか、頭でっかちなところがあったりとか、ちょっとビビっちゃうところもあるんだけど、
でも、根は、とってもあったかいの。
見ず知らずに人にも手を差しがす文化、コミュニティーを大切にする文化が根付いていて、
よき田舎生活のような、あたたかさがある。
✍️「マルタ人の特徴」については、こちらの記事へ

マルタ人じゃなくっても、あたたかい人が多い印象で、
それはもしかしたら、同じ”移民”だから?
故郷を離れ、マルタに移住してきていることへの親近感、リスペクト、支え合い精神、みたいなものが、
お互いにあるのかもしれない。
または、マルタのサンシャインで明るい気候が、
人々をそうさせているのかもしれないけど。
⚫︎「美しい海、太陽、夕焼け空」
マルタの自然の美しさには、圧巻されるよ。
地中海に囲まれた小さな島国だから、
街と海が融合している場所が多くって、少し歩けば海へ。、みたいなエリアがたくさん。
そして、年のほとんどは太陽の日差しが差し込んでいるし、
夕焼け空の美しさには、感動レベル。世界でもトップクラスの美しさだって思ってて、
マルタに移住して2年が経った今でも私は、マルタの夕陽を見て感動してるの。
サボテンやヤシの木があったり、日本では馴染みのない草花を見かけるのも楽しいし、
絶景の崖がある場所もたくさんあって、自然の偉大さを感じる。
中心街は、ビルやレストランなどがたくさんあるけど、
開拓されておらず、自然がそのまま残されている場所も多くって、
これはずっと守られていってほしいし、
自然の美しさに心から感謝できる場所。
⚫︎「日常が、非日常」
マルタは、世界でも人気の観光地。
特に、マルタへの直行便が多く出ているヨーロッパからの観光客は絶えなくって、
夏のシーズンはクレイジーなほどに、夏じゃなくっても年中、賑わってるの。
素敵なレストラン、バーがたくさんあるし、
ボートパーティ、カヌーやスキューバーダイビングなどのアクティビティもたくさんあって、
マルタに住んでいる私にとっても、マルタはどこか、バケーション気分を感じられる場所。
海が近い、街のあらゆる場所から音楽が流れてる、
みたいなことも、
非日常を感じられるポイントの1つだと思う。
⚫︎「簡単に、旅行に行けちゃう」
いろんな国、簡単に旅行に行けちゃう。
っていうのも、マルタの大きな魅力で、
これが理由でマルタに住んでいる人も、正直多い。
マルタはEU諸国であり、シェンゲン協定にも加盟しているから、
他の国への入国ハードルが低くって、東京から大阪に移動するかのような感覚で、いろんな国に行けちゃうの。
シェンゲン協定とは
1985年にルクセンブルクのシェンゲン村で結ばれた協定
ヨーロッパの複数の国が「国境検査なしで自由に行き来できる」仕組みを作ったもの
加盟国の間では、パスポートチェックや入国審査を受けずに移動可能
- 加盟国は、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、ベルギー、オーストリア、ギリシャ、スイス、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ポーランド、チェコ、ハンガリー…などなど(ほとんどのEU加盟国+一部の非EU国 が入っている)
いろんなヨーロッパ諸国への直行便が多いし、
フライトチケットも、安いと往復50€程で見つけることができる国だってあるし、
イタリアだと1.2時間で行けちゃうから、日帰り旅行で海外に行く人だっているよ。
それくらいに、マルタに住んでいる人にとって、
海外に行くことは身近で、手軽。
ヨーロッパじゃなくても、モロッコやエジプト、またはトルコなんかへも行きやすいしね。
幸せを与えてくれる、マルタ
他にも魅力な点はたくさんあるし、
私にとってマルタは、住んでいるだけで幸せを与えてくれる場所なの。
細かいところに目を向けると、イラついちゃうことはちょこちょこあるんだけど、
でも、「仕方ない」って割り切って、マルタの良い点に目を向けて生活したら、
マルタって合う人には本当に、天国みたいな国だと思う。
この幸せを十分に味わっていきたいし、
この魅了を、いろんな人にも届けていきたいな♪
コメント