マルタでは、けっこう声をかけられることがあるんだけど、
はじめ、それがただの挨拶なのか、ナンパなのか、よくわからなかったの。
道ですれ違ったら、挨拶
道を歩いていて、「チャオ」とかって声をかけられることは、ふつう。
見ず知らずの人でも、挨拶をすることはよくあるし、
バス停やスーパーで話しかけられることも、日本にいるときよりも頻繁にある。
というか、日本では、東京では、
そういうことは、あんまりないよね。
話を続けていたら、気づいた
マルタに来たてのときは、見ず知らずの人でも会話をするのは、マルタの文化なんだ。って、思ってたの。
まぁ、文化の一つでもあると思うんだけど、
すべてが単純に、文化ってわけでもなくて、
マルタの人は、とくに年配の人は、ナンパ目的で声をかけてくるなって、知った。
たとえば、話をつづけていたら、
「モデルさん?きれいだね」みたいな、
ちょっとナンパよりの会話になっていったりとか。
「きれいだね」と、吐き捨てるように
そして、たまに経験するのが、
私の横を通り過ぎた後で、わたしのほうをみず、「Beautiful」と吐き捨てるように言って、さっていくマルタの人。
いっしゅん、「え?誰に向かっていった?」ってびっくりするんだけど、
わたししか人がいないから、数秒たって、あ、あれはわたしに言ったのか。って、気づく。
ナンパではないけど、ちょっと変わった体験。
こういうことが、マルタでは何度かあった。
車の窓から
あとは、車の窓から顔を出して、「Beautiful」と言って、立ち去っていく車。
窓から身体を乗り出す人もいたし、
すごく凝視される。
日本ではなかなか経験しないよね。
フレンドリーなのか、ナンパなのか
海外にくると、相手の行為が親切心なのか下心があるのか、
ちょっと、判断がつきにくいよね。
初めからすべてを判断するのは難しいし、
警戒しすぎるといいめぐり合わせもなくなってしまうから、
声をかけられたらすべて無視!ってするのはちょっと残念だけど、
マルタにもナンパがよくあるってことを頭において、
ちょっとでも変な会話や態度を示してきたら、
その場を立ち去ったほうが、いいかもね。
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