マルタにきて、ちょっと驚いたのが、
「日本と中国って、同じ言語なの?」って質問。
これまでに、何人ものヨーロッパ人から質問されたの。
ヨーロッパにとって、アジアは遠い世界
アジア人にとって、ヨーロッパが遠い世界のように、
ヨーロッパ人にとってアジアは、遠い世界みたいなんだよね。
だから、どんな言語を話し、どんな食生活をし、どんな文化があるのか。
アジアの国通して、違いがハッキリとしていないみたいなの。
アジア人にとっても、ヨーロッパは…
私たちにとっては、中国も、韓国も、フィリピンやベトナムなんかはもちろん、
全く違う国だよね。
言語が違うこと、食生活が違うこと、文化が違うことは、ハッキリ認識できる。
でも、逆の立場で、
私たちアジア人が、ヨーロッパについて考えてみたら…。
「ベルギーの人は、何語を話す?」
「ハンガリーの人の見た目って、どんな感じ?」
「ノルウェーとデンマークの街並みは、どう違う?」
などと問いかけられたとしても、
頭の中であやふやなイメージなものの方が、多いよね。
ハッキリと、識別できてない。
ヨーロッパでは、言語が同じ国が
例えば、
オーストリアではドイツ語を話したり、
ベルギーではフランス語とオランダ語を話したり、
スイスでは、公用語であるドイツ語に加えて、フランス語、イタリア語、英語、アルバニア語、ポルトガル語などが定着しているなど、
ヨーロッパ諸国内で、言語がまたがっていることが多いの。
アジアでは、それぞれが独自の言語を持っているけど、
ヨーロッパ人が、アジア諸国同士で同じ言語を使っているのでは? と考えるのにも、納得できる。
「韓国と日本は同じ言語?」とか、
「中国語や韓国語を聞いたら、なんとなく理解できる?」とか、
「中国語と日本語の書き方は似てるの?」とか、
そういった質問も、されるもん。
ヨーロッパの言語は、”ラテン系” で分類されてて、親戚みたいな言語同士。
近しい単語や文法、発音だったりすることが多いから、
日本語と中国語や韓国語も、似ているのかも?って、思っているみたい。
未知の国日本に、興味津々
ヨーロッパからしたら、日本は未知の国すぎるけど、
でも、たくさんの人が、日本に興味があるの。
知らないからこそ興味があるし、
知らないけど、日本のことは大好きだから。
インスタグラムで見た、日本の綺麗な景色、
漫画やアニメなどの文化や、日本人に対する好感度などから、
日本をもっと知りたいし、日本にいつか、訪れたい。って、思ってくれているんだよね。
「日本人って何食べるの?」とか、「宗教は?」とか、「クリスマスはどう過ごすの?」とか、
本当に、日本について聞かれることは、たくさん。
マルタにきて、私も日本のことをより理解して、
ちゃんと伝えられるようにならなくっちゃ。って、思ってるとこなの。
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