こんにちは、マルタ在住のChichiです🌼
この前、ファッションショーでラナウェイをしてきたんだけど、
このショーでの一番有名なデザイナーは、高身長のモデルを使いたい人だったの。
モデル全員が一列に並び、
「174cm以上ある人は、一歩前に出て」って言われて、その人たちはショーへの出場が決定。
あとは、170cmくらいのあるモデルさんも選ばれ、
それでも足りない人数分は、トータル的な判断でデザイナーさんが選んでいった。
私は一番に声をかけてもらって、「君、何センチ?」って聞かれたんだけど、
「165cm」って言ったら、「165cmかぁ…」という反応で、結局は選ばれることができなかったの。
✍️このことについて書いた別記事にも遊びに来てね

「168cmって言えば、よかった?」
選ばれなかったあと、しょうじき、
「168cmです」って、嘘をつけばよかった。って、思った。
3cmくらいなら、ヒールを履けば誤魔化せそうだし、
「168cm」って言えば、ギリOKをもらえそうな気もしたから。
実際、そのデザイナーさんのショーに出場することになったモデルさんの中には、
私と並んだときにあまり身長が変わらず、「本当に170cmある?」って疑っちゃう人もいたの。
仕事のため、キャリアのためなら、多少の嘘も、必要なときがあるよね。
「正直が、一番よ」
選ばれなかった直後は、すごく悔しくって、
「あぁ〜、168cmって言えばよかった。私ってなんでバカ正直なんだろ、
モデルとして成功するには、多少の嘘も必要で、仕事を奪い取るようなアグレッシブさも必要だったなぁ」
って、反省。
ヘアスタイリストさんにも、愚痴をこぼしたの。
そのデザイナーさんのショーに出場するモデルは、そのショーへの特別なヘアスタイルをする必要があるから、
ヘアスタイリストさんに、「彼のショーに出場するの?」って聞かれて、
「出場しない。身長が足りなかった…。
あーぁ、168cmって嘘をつかばよかったーーー」
ってね。
ヘアスタイリストさんからは、
「正直が、一番だよ」
って、
穏やかで、確信を持ったトーンでそう言われて、
少し、落ち着きはしたんだけどね。
私らしく、ない?
ファッションショーが終わり、少し落ち着いて、
今は心から、
「正直が、一番」
って、思うようになった。
嘘をつくことは、時には必要なんだけど、
こういう嘘のつき方は、私らしくないなって。
私らしくなくなると、心の動揺で、
自信を持った私らしいキャットウォークができなくなるような気がしたし、
罪悪感みたいなものも感じちゃって、心からの喜びは感じられないような気がしたの。
有名なデザイナーさんのショーに出れたという実績は残るけど、
その実績しか、残らない結果になっていたかもしれない。
果たして、私の正解は?
何が成功か、何が正解かは、
分からないものだよね。
その有名なデザイナーさんのショーに出ることが、
成功なのか、正解なのか、
それは、決まっていることじゃない。
モデルとしてのキャリアは、この先ずっと築いていくわけで、
このショーがゴールなわけでもないから、
何がなんでも、そのデザイナーさんのショーに出なきゃいけないわけでもない。
正解がないのであれば、
自分らしく、自分が心地よい選択の仕方をして、
そして選んだ方を、自分の力で正解にすればいい。
正解に、するには?
そのデザイナーさんの服って、
ブラックを基調とした、エレガントでアーティスティックで、とっても美しいデザインのハイファッションなドレスなんだけど、
もしかしたら私には、
プリンセスのドレスみたいなものだったり、
身体のラインが強調されるようなタイトな服、ランジェリーだったり、
または、親しみの持てるような日常的なドレスだったり、または何か別のものだったり、
別のテイストのドレスが私には似合って、そのドレスの良さを引き出せて、
そういったドレスをデザインしているデザイナーさんから、ニーズがあるかもしれない。
きっと、あるはず。(って、信じてる)
「Chichiに、このドレスを着てもらいたい」って思ってもらえるテイストのものがあるはずで、
その何かに、今度出会っていけるようにしたいの。
そんな、私なりの道を築いていけたら、
「あのとき、168cmだなんて嘘をつかなくて、よかった」
って、
心の底から、
正直だった自分に感謝できるときが、くるんだろうなって、思う。
遠回りでも、自分を偽らない道を、歩きたい。
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