マルタに移住してから、『嫉妬心』が減った気がするの。
私って、他人と自分を比べちゃいがちで、
特に、キレイな人を見ちゃうと、嫉妬しちゃうんだよね。
他人と比較せずに
他人と比べる必要がないことは理解してるし、
『嫉妬心』が自分を苦しめることも、理解してる。
でも、感情って、反射的に起きるものだから、
頭を使って抑えようとしても、簡単にはいかないものでもあって。
自分の価値は、誰といても、どこにいても、変わるはずないのに、
反射的に他人と比べて、自分の存在価値が低いように感じちゃうこともあった。
マルタに住み始めて
それがね。マルタに住み始めてから、自然と『嫉妬心』が減ったの。
ゼロとは、まだ言えない。
でも、確実に減って、相手の美しさを認めることができるようになってきた。
その理由はね。
マルタに住んでいる人は、いろんな国から来ている人たちで、
日本にいるときよりももっと、美しさのカラーが違うからだって、思う。
肌の色、目の色、顔のパーツ、髪などのあらゆるものがみんな違っていて、
美しさのカラーが、本当に、それぞれなんだよね。
”カラー”という、考え方
この、”カラー” っていう考え方だけど、
友達から言われたことで、ハッとしたことがあったの。
「私、『嫉妬心』が強い方なんだよね」って話したときに、
「相手をカラーで捉えてみたら?」って言われたんだけど、
「例えば、Chichiはオレンジ色だとして、他の人は、ピンクだったり、紫だったり。
それぞれのカラーに、そのカラーなりの美しさがあるけど、
別のカラーに対して、『嫉妬心』を抱く必要はないよね」
っていう言葉に、ハッとしたんだよね。
相手をカラーで捉える
この、”カラー” の考え方を、
日本よりもマルタでの方が、容易にできているんだと思う。
日本人同士は、もちろんみんな違ったルックスは持っているけど、でもみんな同じ、アジア人。
マルタの人たちは人種が違うから、本当にみんなが、違いすぎるの。
だから、
「ブラウン系の肌も、セクシーさがあって素敵だな(自分とは全然違うカラーだけど)」とか、
「スラットした目と筋の通る鼻をした、キリッとした感じの顔も、ミステリアスな感じがして素敵だな(自分とは全然違うカラーだけど)」とかって、
いろんなカラーの美しさがあることを学んでいるし、
どれが一番とかじゃなくって、どれもが独自の美しさを持っていることにも気づく。
自分とは違うカラーの美しさを、『嫉妬心』ではなく、『認め合い』の心で受け止められてきたような気がするの。
そしてこれって、すごく大切なことだよね。
お互いの美しさを
実際、マルタで出会う人の方が、『嫉妬心』がないような気がするんだよね。
私が仲の良い友達はみんな、相手の良さを素直に褒め合う人で、
私に対しても、私のカラーを見つけてくれて、
「Chichiはいつも本当にエネルギッシュで素敵だよね」とかって、いつもポジティブな言葉をくれるの。
そこにはいつも、温かく包まれているような空気感があるから、
認め合うことで、自分の存在価値を実感できるんだな。とも、感じてる。
『嫉妬心』を捨てて
もっともっと、相手のことを『認められる』存在になりたい。
そうすることで、『嫉妬心』から苦しまなくて済むし、相手からも『認められる』存在になれるから。
『全員が、違うカラーを持って生きている』ってこと。
たまに、忘れちゃいそうにもなるけど、
本当にそれぞれが、他者とは比べられない自分だけの美しさを持っていることは確かだから、
このことを強く意識して、自分のカラーを愛することに、努めたい。
世界中の人が、自分のカラーを最大限に発揮できたら、
どんなに美しく、居心地の良い世界になっているんだろうな。って思うの。
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