“喧嘩”できる相手じゃなくて、”ディスカッション”できる相手を、パートナーに

「喧嘩するほど、仲が良い」って言葉があって、

喧嘩しても壊れない関係であることは、素晴らしい絆がある証拠ではあるけれど、

「喧嘩する相手が、よい相手。よいパートナー」ってわけでは、ないよね。

喧嘩は、お互いの体力を

私は、喧嘩が大嫌い。

特に、ポイントがズレていて、ディスカッションにならない相手との喧嘩は、

無駄に体力を減らし、ストレスをもたらす、全く無駄なもの。

 

罵り合って、傷つけあって、結局は、分かり合えないまま。

理解し合えない喧嘩、理解し合おうとしない喧嘩は、本当に無意味。

 

最近、友達のちょっとした喧嘩に巻き込まれて、

久しぶりにこの、いたたまらないストレスを、感じてしまったの。

喧嘩は、不要

より良い関係を築くために、 ”喧嘩”じゃなくて、

”ディスカッション”は、本当に大切なことだよね。

 

自分の気持ちを伝えないと相手には分からないことはたくさんあるはずだし、

話し合って、理解しあって、受け入れて、

受け入れられないところは二人の折り合いをつけていくことで、

二人の関係はより良いものになっていくと思うから。

 

”ディスカッション”は必要だけど、

感情的にあったり、相手に攻撃する必要は、全くない。

 

だから、本当に、”喧嘩”は不要で、

大事なのは、”ディスカッション”なの。

昔の、ある恋で…

私は友達でも、恋人とでも、喧嘩はしないタイプなんだけど、

ある1人とだけ、疲れ果てた喧嘩をしたことがある。

 

東京に住んでいたときに、パリから2週間観光に来ている人と出会って、

東京にいる間だけ、デートをしていた相手。

 

「遠距離恋愛をするつもりはない」って最初から伝えていたから、

リレーションシップにならないことは合意のデートのはずだったんだけど、

 

彼の中で途中から、”リレーションシップを前提にしたデート” ってことに、勝手に変換されてしまったんだよね。

だから、彼がパリに帰る前日。ものすごい罵りをされたの。

ビッチ!

「リレーションシップを持つ気がない相手とデートをするなんて、なんてビッチな女なんだ」っていう、ものすごい罵りだっった。

完全にビッチ扱いで、彼の表情からは怒りが迸っていて、恐怖さえ感じるレベル。

 

その場から逃げたい言い分だったけど、「彼を傷つけてしまったのは私のせいでもあるから、話は聞いてあげよう」って思っちゃって、

ただただ、彼の罵倒を聞き続けた。

 

「初めに、「遠距離恋愛はできない」って伝えてたよね?」って言ったとしても、

「君は、軽い気持ちで誰とでもデートするのか?弄ぶのか?どうせディナーでも奢って欲しかったんだろ」とかって、

話の論点をズラして、攻撃してくるの。

 

論点がズレているから話にもならなくって、まともな話し合いができるわけもないから、

彼の怒りが収まるのを、待つしかなかった。

 

そして、彼の怒りがおさまってお別れした翌日には、とてつもない疲れが残っていたのを、

今でもすごく、覚えてる。

関係は、自然に

”本当に合う相手”、”良き相手” って、

喧嘩は必要ないと思うんだよね。

 

”分かり合おう”という姿勢があるし、論点のポイントを分かり合っているから、喧嘩になんてならない。

ただ、相手の言おうとしていることに耳を傾けて、理解しようとして、寄り添い合う関係。

 

仲が良いカップルや夫婦からよく聞く言葉は、

「ごく自然に、関係が深まっていった」とか、「こんなに努力のいらない関係は初めてだった」とかって言葉なんだけど、

本当に、そうなんだと思う。

 

喧嘩をして、お互いを疲れ果てさせることなく、傷つけ合うことなく、

心地よく、関係が深まっていく相手が、

人生を共にすべき相手なんだって、思う。

付き合うべき相手は

友達でも、恋人でも。

私が関係を深めたいと思う相手の条件は、大きくはこの3つ。

・萎縮せずに言いたいことを言える(圧力を感じないし、聞いてくれるし、寄り添ってくれるから)

・心地よさを感じる(”嫌な”ストレスを感じない)

・信じられる(手を差し伸べてくれる、大切に扱ってくれる、私の幸せを願ってくれる)

みんな完璧じゃなくって、物足りないところを探そうと思えば幾つでも見つかるけど、

この3つが当てはまる相手だったら、

自分らしく自然体で、そして、月日を重ねるごとにより分かり合える、

良きパートナーになれるんじゃないかなって、思ってる。

見つけたら、あとはディスカッションで

この3つだけでも、当てはまる人を見つけるのって、けっこう大変じゃない?

なかなか、出会えないと思う。

少なくとも、私の人生で出会った人の中で、こういう人は、数少ない。

 

そして、一度そういう人と出会えたなら、その出会えた奇跡を大切にして、

少し分かり合えないところ、不満に思うところがあるとしても、「他を探そうっ」じゃなくって、

きちんと相手と向き合っていくべきなんだと思うの。

 

”ディスカッション”できる相手とは、いくらでも関係を改善、できるから。

”喧嘩”じゃ、なくってね。

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