マルタにきて、心から思える。わたしは、愛される価値のある人

誰しもが価値のある人間で、たった一人の存在。

そのことって、頭で理解しても、心で強く感じることは、難しいよね。

愛してくれる友達がいるから

わたしも、日本にいたときは、そう思えているような、でもすぐに自信を失っちゃうような、って感じで、

ちょっと不安定だったように思うの。

わたしのことを心の底から愛してくれる人をつくることが、日本では難しかったから。

それが、国民性もあるんだと思う。

わたしは色んなナショナリティーの友達と遊ぶようにしていて、

ベストフレンドは、コロンビアとインドの子。

二人とも、人を愛することがすごく上手で、わたしにたくさんの愛情をくれるの。

「I love you」とか、「You are a beautiful person」とか、

わたしが彼女にとって大切な存在であることを、よく伝えてくれる。

ただの言葉じゃなくて、リアルな言葉だってことも、ちゃんと伝わるの。

だから、彼女からあたたかい言葉をもらうたびに、心もあたたかくなる。

態度や表情からも、愛情は伝わってくる。

だから、愛を、全身で感じることが、できるんだよね。

わたしが困っていることがあれば助けてもくれるし、

傷ついたことがあれば慰めてもくれるし、

いつも話を聞いてくれて、関心を向けてくれて、よき方向へと、導いてくれる。

これが、本当の愛だなって、思えてるの。

そんな愛をたくさん受けて、そんな素敵な友達のおかげでようやく、

いまわたしは、愛される価値のある人間なんだと、本気で思えてる。

そしてこの気持ちは、わたしを大きく支えてくれてるの。

人に嫌われたくないから。って、

何かに流されそうになったときは、自分に言い聞かせてる。

別に嫌われてもいいじゃん。だって、わたしには素敵な友達がいて、友達はわたしのことを愛してくれているんだから。って。

流されて、変わっちゃいけない。

自分らしく生きたい。とも、強く思えてるの。