好きな人に対して、
「友達から始めませんか?」っていう文句は、日本では普通にあるよね?
初めから恋人ゾーンに入るのは難しいから、まずは友達になって、相手のことを理解しあって、
そして、最終的には恋人になれたら。っていう意味合いを込めた、告白にも近しい文句。
友達は、嫌だ?
イタリア人男性から、デートに誘われたの。
あるパーティーで出会って、「もしよかったら、今度コーヒーでも飲みませんか?」って。
わたしのタイプではなかったんだけど、紳士的な誘い方に好印象を持って、
コーヒーくらいなら、デートしてみようかなと思って、Whatupを交換した。
友達は、嫌だ?
結論から言っちゃうと、デートをしたあと、あんまり気分が高まらなかったの。
彼とは、恋人関係にはなれないな。って、思った。
あと、彼のデートでの態度から、真剣な恋愛を求めてる感じがしなかったから、
次のデートに誘われたときに、こう伝えたの。
「今は、真剣な恋愛しか求めてないから、よかったら友達にならない?」って。
そしたら彼の返事は、
「友達には、なれない」
だった。
デート当日から、恋人ゾーン
もしかしたら、ヨーロッパの人って、
恋人ゾーン/男女の関係ゾーンと友達ゾーンを、ハッキリ分けるのかな?って、思った。
デートのときも、初めから彼は、けっこうグイグイだったの。
ベンチ席に座ったんだけど、ソーシャルディスタンスはなく、わたしのすぐ横だし、手も握られた。
話し方や態度が、恋人に接するような態度なの。初めから。
友達って感じでは、全然ない。
以前にも、同じ経験が
前にイタリア人男性とデートしていたときも、そうだった。
彼とはマッチングアプリで出会い、3回デートしたんだけど、なんだか気持ちが上がらなくて、
「もうデートはできない。友達にならなれるけど」って、伝えたの。
彼の返事も、「友達には、なれない」だった。
同僚から、「デートしない?」って
あとは、こんな経験も。
仲良くなった同僚と話してるときに、急に
「時間あるときに誘って、デートしよ」って言われたの。
”デート” って言葉を使われたことに、正直驚いた。
日本だったら、”デート”って言葉は避けて、
「ご飯でも行かない?」とか、「飲みにでも行かない?」とかって、誘うよね。
そして、初めは、”デート”モードじゃなくて、
同僚とただ、ご飯や飲みを楽しむモードから始めて、
相手の様子を見て、徐々にデートモードに持っていくんじゃないかなぁ。
気になる人には、初めから
ヨーロッパでは、友達以上の感情がある相手に対して、
それをすぐに、ストレートに、表現する人が多い気がしてる。
職場であろうとも、関係なく、
「好きだな(好意があるな)」って思ったら、恋人ゾーン/男女の関係ゾーンに、初めらから持っていく。
そして、もう一つ、日本人と違うなって思うのは、
気持ちがそんなに高まっていなくても、「好きだな(好意があるな)」と思えば、次の行動に移すところ。
日本だと、初対面で「あ、この子かわいいな」「なんか、魅力的だな。もっと話してみたいな」と思ったとしても、
様子をみるよね。
職場での時間とか、グループ同士の付き合いとかで、様子をみて、
「あ、やっぱりこの子のこと、すごい好きだ!!」って気分が高まってから、
アクションを起こす。
ヨーロッパでは、「あ、この子かわいいな」「なんか、魅力的だな。もっと話してみたいな」って思った時点で、
次のアクションに起こす人が多い気がしてるの。
デートに対する、認識の違い
これは、デートに対する認識の違いも、あるかもしれない。
日本だと、”デート” っていうと、恋人関係になるのが前提で、少し重い感じがするけど、
ヨーロッパでは、すごくカジュアル。
”恋人になるかは分からないけど、好意があるから、その人との時間をつくる” って感じかな。
だから、簡単にデートに誘えるのかもしない。
ボディータッチが
そして、デートでは、ボディータッチが多め。
気になる相手に対してだったら、初めからもう、グイグイ。
”友達関係”から始めたら、きっとそういうモードにはできないはずだし、
だから、”恋人ゾーン/男女の関係ゾーンと友達ゾーンを、ハッキリ分けて、
「気になる相手との友達ゾーンは、いらない」っていうモードなのかもしれない。とも、感じた。(本当にそうなのかは分からないけど)
だから、恋愛の発展が早い
ヨーロッパスタイルのいいところは、
恋愛の発展が、ものすごく早いことだよね。
もし、初めからお互いに好意を持っていたら、
”恋人/男女の関係”前提で時間を過ごして、自分に合っているのかを見極められる。
すれ違いや、時間のロスも、少ない。
それに、友達ゾーンに入ってからそのあとで、
恋人/男女の関係ゾーンに戻すのって、頭の切り替えがちょっと大変だったりするよね。
ボディータッチをするのが恥ずかしくなっちゃったりして。
恋愛カルチャーの違いも楽しみながら
ヨーロッパスタイルと、日本スタイル。
どちらが良いということではなく、この違いって、すごく面白いなって思った。
私の経験上で話していることで、本当にそうなのかも定かではないんだけど、
少なくとも私は、マルタで、この恋愛の仕方の違いを体験して、戸惑って、でも、楽しんでもいるの。
ちなみに私は、ヨーロッパスタイルの方が、分かりやすくて好きなんだけどね♡
マルタにいる以上は、このヨーローパスタイルの恋愛の仕方を受け入れて、
恋愛も楽しんでいこうって、思ってる。
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