日本人にとって、タトューはちょっと、こわいイメージがあるよね?
日本の社会ではまだまだ受け入れられていないし、
私の両親はきっと、タトューを入れるって言ったら、大反対されちゃうと思う。
でも、マルタではタトューは当たり前として受け入れられているオシャレ文化で、
タトューをしている人は、マルタではたくさん。
道を歩けば、タトューをしている人とは絶対に出会うし、
タトューをしている人を見ても、「こわい」とかって思うことは、少ないんじゃないかなぁ。
タトューをしていたら、「これは、どんな意味があるの?」とかって、
相手を知ることのきっかけになったりも、する。
マルタ人も、タトュー好き
マルタにはいろんな国の人が住んでいるんだけど、
特に、マルタ人は、タトューを入れている人が多いイメージ。
高校生くらいの子でも、ガッツリのタトューを入れているし、
色の入ったタトューや大きめの絵柄のタトューを何個も入れたり、首筋や頭皮にタトューを入れている人を見かけることも珍しくない。
マルタ人にとってタトューは、本当に身近なオシャレ文化なんだなぁて、感じてる。
ちなみに、私が昔デートしていたマルタ人は、
首と顔・頭皮以外の、ほぼ身体全体にタトューを入れていたんだけど、
そのレベルでタトューを入れているマルタ人は、結構いるんだよね。
ガッツリメというか、ゴツメというか、
大きめで迫力のあるタトューを入れているマルタ人は、多いかな。
イタリア人も、タトュー好き?
個人差はもちろんあるけど、私の感覚的には、イタリア人もタトューをたくさん入れているイメージ。
ゴツメのタトューっていうよりかは、細かなタトューをたくさん。
数字とか、レター文字とか、キャラクターとかの細かなタトューを、
腕、指、太もも、背中、とかのバラバラの箇所に、10個くらい入れているような。
(と言っても、個人によるけど)
コロンビアやチリなどの南アメリカの人も、タトューが好きな印象があるかな。
(と言っても、個人によるけど)
日本のタトューも、人気?
日本の漢字タトューを入れている人、アニメキャラクターのタトューを入れている人など、
日本に関連するタトューを入れている人も、多く見かけて、
想像以上に、多い。
「え、トトロのタトュー?」とか、
「え、なんで「呪」って漢字を入れてるの?」とか、
周りの人のタトューを見ると、ちょっとびっくりすることがある。
ヨーロッパでは、日本の文化は人気があるけど、
タトューにおいてもここまで人気だとは、知らなかった。
タトューを入れるのは、リーズナブル
ここまでタトューを入れている人が多い理由の一つに、
値段のリーズナブルさが、あると思う。
日本と比べると、値段は全然違うの。
私が日本でタトューを入れたときは、5cm未満のシンプルなレタータトューを2つで、2万5千円もしたんだけど、
マルタでだと、10cmほどのレター&ひまわりタトューで、100€だった。
デザインにも時間がかかるし、細かなデザインだったから、タトューを入れるのにも細かな作業が必要だったのに。
探せば、50€ほどで入れてくるところも、あるはず。(クオリティーは低いかもしれないけど)
それくらいに、マルタではタトューを手軽に入れられちゃうんだよね。
タトュー文化も
「タトューを入れよう!」なんてメッセージは、全然送りたくないけど、
でも、日本でももう少し、タトュー文化が受け入れられるようになるといいよね。
自分にとって意味のあるタトューを入れて、
タトューを見るたびに、自分にエネルギーを与えようとしている人はたくさんいて、
私も実際、タトューを見るたびに、プチ幸せな気分になれてる。
マルタにきて初めて入れたフラミンゴのタトューは、マルタにきたきっかけを思い出させてくれるタトューで、
フラミンゴが象徴する、『愛』『平和』『バランス』は、人生で求めているものなの。
新しく入れた『ひまわり』のタトューは、私がなりたい姿を思い出させてくれて、
ひまわりのように、周りの人を明るく元気にできる存在であろう。って、力をくれるの。
『ひまわり』と一緒にあるレターは、マルタ語で「I know what I want」って意味なんだけど、
自分の心に従って生きようと、背中を押してくれる存在になるって信じてる。
日本に戻ったとしても、タトューも私の一部として、社会から受け入れてもらえたらいいな。
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