こんにちは、マルタ在住のChichiです🌼
今デートしている、アルゼンチンの彼。
好きだけど、これまでの恋愛と比べると炎が小さく、
細かなところで気になっちゃうところがいくつかあって、
このままデートしていていいのかな?って、考えることがあった。
本当に彼のことが好き?彼と長期的にうまくやっていける?って、
自問自答したりして。
デートを重ねて、彼の自然な優しさにどんどん触れるようになって、
じわじわと好きの気持ちが高まっているようにも感じていたんだけど、
でも、まだ、疑いの気持ちがあったんだよね。
「本当に、好きなの?」って。
あれ、恋に落ちた?
それが、ある瞬間に。
心がパッとときめいて、彼を強く愛おしいと思って、
「あれ、恋に落ちた?」って、
思った瞬間があったの。
そしてその瞬間から、
彼に対して抱いちゃってた不満の気持ちがなくなって、
彼へのジャッジの仕方も、びっくりするくらいに、全く違った捉え方を。
「シャイだし、デートではあんまりリードしてくれないし、刺激がないしで、
あんまり男らしくない。一緒にいてつまらないかも?」
って思っちゃっていたのが、
「穏やかで、平和で、私がやりたいことを優先してくれる。
ずっと一緒に過ごすには、こういう人の方がいいのかも?」
って、
そんなふうに、捉えるようになったの。
(本当、自分の捉え次第でこんなに変わるなんて)
きっかけは?
きっかけは、本当に、
他人からすると、すごくすごく、些細なこと。
それは、彼の家に遊びにいっていた日で、
8時間ほど一緒に、チルな時間を過ごして、
十分に時間を過ごしたし、明日は仕事で朝が早かったから、
「そろそろ帰るね」って言ったんだけど、
そしたら、
「もっと一緒にいたい」
って言われたの。
そして、
「明日、朝の5時起きだよ?」
って言ったら、
「それでもいいよ。僕も5時に起きる。起きれなかったら、タクシーを呼んであげるね」
って。
これ、私だけなのかな?
私はすっごく、キュンときちゃった。
「睡眠時間を削ってまで一緒にいたいって思ってくれるの?」「タクシー代を払ってまで緒にいたいって思ってくれるの?」
って思ったし、
「車で送ってくれる」「タクシーを呼んでくれる」っていう行為が、”男らしい”というか、
すごく、”女性扱い”してもらった感じがしたの。
ある日、ジェラート屋さんで
実はね。
私の器が小さすぎて、ちょっと恥ずかしいんだけど、
彼に対してすごく、不機嫌な気持ちになっちゃったことがあった。
それは、デートをしていて、ジェラート屋さんに入った日。
彼の小腹が空いていたから、どこかお店に入ろうって、見つけたお店で、
ジェラートを注文する列で、私が前に、彼が後ろにいたんだけど、
注文したときに、彼と2人組だって気づいた店員さんから、
「お会計はバラバラ?一緒?」って聞かれて、
自分の分だけ払うのは嫌だったから、「一緒で」って、私が彼の分も払ったの。
たったの数ユーロ。
初回デートは彼が支払ってくれたし、大した金額じゃないんだけど、
なんか、不機嫌な気持ちになっちゃったんだよね。
私は、”女の子扱い”されたい欲が強い人だから、
「全然男らしくないじゃんっ!」って、彼にガッカリしちゃったの。
本当は、列に並んでいるときに、彼の方から「何食べたい?」って私に聞いて、
彼が注文して、彼が支払ってほしかった。
でもね。これって、すごく、小さなことでしょ?
そんなことで不機嫌になっちゃう自分も恥ずかしいから、
忘れようとしてた。「大した問題じゃないよ」って。
でも多分。、潜在的には、ずっと引っ掛かってたんだと思う。
「彼って、”女の子扱い”してくれないじゃん。こんな彼氏って、嫌だな」って。
魔法が解けるように
だから、
「それでもいいよ。僕も5時に起きる。起きれなかったら、タクシーを呼んであげるね」
って言ってもらった瞬間。
「彼は、私が求めているタイプの人じゃないよ。一緒にいても、幸せになれないよ」っていう潜在的なメッセージが、
魔法が解けたかのように、消えていって
「あれ、彼のことが、すごく好きかも?」って。
「彼は、私が求めているような人じゃんっ!一緒にいて幸せになれる人じゃんっ!」
って、思った瞬間だった。
優しさのカタチは、さまざまで
”女の子扱い”されたい♡っていうのは、
優しくされたい、愛されたい、特別扱いされたい、みたいなことだと思うんだけど、
彼とのデートを重ねるうちに、
”女の子扱い”のカタチは色々あって、
そして、
分かりやすい”女の子扱い”ほど、もしかしたら偽りのものだったりするのかも?
とも、思うようにもなってきた。
デート代を奢る、ロマンチックな場所に連れて行ってくれる、ドアを開けてくれる、
とかって、
すごくキュンキュンすることで、私がデート相手に、求めていることの1つ。
でも、よく考えてみたら、
風邪なのにご飯を作ってくれる、日本語のある映画を探しておいてくれる、私に予定を合わせてくれる、
みたいな行為の方が、
愛があって、本当の優しさのような気がするよね。
私はこれまで、分かりやすい行為に判断基準を狂わせられて、
彼の良いところに、気づくことができていなかったのかもしれない。
理想を持ちすぎて
具体的な彼氏の理想像を、持ちすぎているのかもしれない。
私は、「彼氏には、こうして欲しい」って思うリストを、持ちすぎているのかも。
彼の行動、言動を、私のリストに当てはめず、
ただ、彼が持っているもの、彼の優しさに、
気づいていきたいって、そう思ったの。
理想像の彼じゃなく、
ありのままの彼に、恋をして、
そんな彼との愛を、育んでいきたい。
彼に対して不満を持ってしまっていたのは、
私の、せいで、
彼がもともと持っている優しさに、
もっと、気づいていきたいな。
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