こんにちは、マルタ在住のChichiです🌼
私の彼は、愛情表現についてはあまり得意じゃないタイプで、
言葉の愛情表現については、2回目のデートで「I really like you」って一度だけ、言われただけ。
典型的なアルゼンチン男性なら、言葉でもっと表現してくれそうなんだけどね。笑
私の彼は、違うの。
でも、特に不満にも感じていない。
それは、彼が、言葉以外のいろんなカタチで愛情を表現してくれるからで、
分かりやすいもので言うと、「料理」を通した愛のカタチ。
手作り料理によって、彼の愛情を感じ流ようになって、
私も実際、彼に徐々に、強く惹かれていってた。
手作り料理によって心を鷲掴みにされる男性がたくさんいることは知っていたけど、
まさか私も、「料理」でやられちゃうなんてね。
①背中で、逞さと愛を感じて
初めに「やられた、かも?」って感じたときは、
体調が悪い中、鍋でお米を炊いてくれている背中を見たとき。
体調悪いのに、ご飯作らせたの?
っていうご意見はごもっともなんだけど、笑
風邪気味なのは知っていたけど、そんなに体調が悪いって思っていなくって、
でも、背中を触ったら、彼の身体がものすごく熱かったの。
「ご飯なんか作らせて、ごめん」って申し訳ない気持ちにもなったけど、
でも同時に、「たくましいな。体調が悪いのに、文句も言わずにご飯を作ってくれるなんて、優しいな」って、
大きな愛を感じて、すごくキュンとしたことを覚えてる。
②お肉を焼く姿に、男を感じて
もしかしたらこの日が、彼に恋に落ちた日かもしれない。
「アルゼンチン式BBQを作るね」って、事前に言われてて
彼の家にいくと、大きなお肉の塊が、仕込みがされた状態で置かれてあって、
この瞬間からちょっと、キュンとしてた。
「仕事に行く前に、用意してくれたんだ」って、
仕込みをしている彼を想像すると、キュンとしちゃったの。
そして、お肉を焼いているときも。
一人で黙って火をつけて、うちわで仰いで、
じっくりとお肉と向き合っている様子に、
なんか、男らしさを感じちゃった。頼りになる男性っていう感じがして。
些細な日常なのに、二人だけのためにお庭でBBQをしてくれて、
「彼となら、些細な日常も、特別だな」とも思って、
ちょっとだけ、二人が家族になったときの未来を想像した。

③サプライズをしてくれる彼に、キュンッ
「今日のディナーは、サプライズだよ」って言われて、
ちょっとした、ワクワクとドキドキ。
「ラーメン作ったよ」って、麺からじゃないんだけど、
アジアンスーパーマーケットで日本のラーメンを探してきてくれたみたい。(実際は、中国のラーメンだった😅)
日本のラーメンではなかったけど、
「私を少しでも、喜ばせてくれようとしたのかな?」って思うと、
すごく嬉しくなったの。日常に、小さなサプライズって、必要じゃない?

④いつの日か、ブレックファーストを
彼は、朝食を食べない人だったんだけど、
私と一緒に過ごすようになって、彼も、朝食を食べるようになって、(私のせいで太ったって、文句を言われているけど😅)
今ではたまに、ちゃんとした料理を作ってくれる。
普段は私の方が早起きだから、
先に起きて、フルーツとかヨーグルトとか、お店のパンとか、
簡単に用意できるもので済ませるんだけど、
彼が早く起きたときには、キッチンに向かってミキサーを使い、
パウンドケーキとか、フレンチトーストとか、パンケーキとかを作ってくれるの。

一番感動したのは、「ジャパニーズパンケーキ」を作ってくれたとき。
中がフワフワのパンケーキで、
マルタでも「ジャパニーズパンケーキ」というブランドで売られている、人気のパンケーキタイプなんだけど、
そのパンケーキを、わざわざ朝から作ってくれたなんて。
朝から手をかけて、料理を作ってもらえるって、嬉しいよね。
朝から幸せな気持ちにさせてもらってる。
⑤二人で、一緒に
最近は、二人で一緒に料理をすることも、増えた。
彼が私の家にきたときは、
「この料理、一緒に作りたい」って言って、
材料と調理器具を彼に預け、私は助手としてサポートするの。
一緒に作るというか、作っているのはほぼ彼なんだけど、
でも、一緒に何かをするって、いい。
こういった時間が、とっても好きなの。
今では「料理」は、二人の愛を”育てる”ものにもなっているんじゃないかなって思。

いろんな愛のカタチを、抱きしめて
1年前の私は、愛のカタチにこだわっていたように思う。
「こんな言葉がほしい」「花束がほしい」「素敵な場所に連れてってほしい」って、
理想の愛のカタチを相手に求めてた。
そのカタチが、私を一番幸せにしてくれるって勘違いしてたんだけど、
でも、今彼から、手料理を通して愛を感じさせてもらっていて、
この世にはたくさんの愛のカタチがあることを知った。
愛を感じられる感性、マインドセットでいないとね。
小さな愛、いろんな愛のカタチに敏感になって、
その愛を、抱きしめられる生き方をしていかなきゃって、思ったの。
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