数多くの種類の音楽フェスティバル、セント・パトリック・デーのパレードなど、
マルタには豪華なイベントがたくさんあるんだけど、
その中でも最大級のイベントで、毎年多くの人が盛り上がるのが、『Carnival Malta(マルタカーニバル)』。
『Carnival Malta(マルタカーニバル)』とは?
『Carnival Malta(マルタカーニバル)』は、キリスト教における断食と節制の期間である「四旬節」の前に、
食べ物やお酒を楽しみ、派手に祝うことを目的として開始されたカーニバル。
聖ヨハネ騎士団によって始められたらしいんだけど、
1535年には、ピエトロ・デル・ポンデ騎士団長によって正式に始められて、
現在まで続く、マルタで欠かせない毎年行事になってるの。
巨大でカラフルな山車(フロート)で、個性のある山車(フロート)がいくつもパレードをし、
その間には、子供から大人まで、カラフルで豪華なコスチュームを着た人が。
音楽と一緒にダンスショーも楽しむこともできるイベント。
マルタの首都Valetta(バレッタ)と、その横のIl-Furjana(フロリアーナ)、
そして少し離れた島、ゴゾ島で行われるんだけど、
街全体がカーニバル一色になるよ。
開催時期は、「四旬節」の直前(通常2月下旬〜3月上旬)で、
今年2025年は、2月28日〜3月4日の5日間。
午前の部と午後の部に分かれて、メイン会場でのパフォーマンスと街全体でのパレードが開催されるの。
バレッタの『Carnival Malta(マルタカーニバル)』へ
私は、バレッタで開催される『Carnival Malta(マルタカーニバル)』に参加。
バレッタでは、📍「セントジョージ広場」というところでパフォーマンスが行われて、
そして、「セントジョージ広場」を起点に、
ヴァレッタのメインストリートを山車(フロート)と豪華な衣装を着た人たちがパレードを始めるの。
広場でのパフォーマンス
「セントジョージ広場」に入って、パフォーマンスを楽しむには入場券が必要で、価格は12€。
その場で購入することができるよ。(キャッシュレス決済対応)
広い会場が用意されていて、席に座ってゆっくりと、山車(フロート)のパフォーマンスが見れる。
ただ、私は、ダンスのパフォーマンスを期待していたんだけど、
山車(フロート)のパフォーマンスがメインで、『Carnival Malta(マルタカーニバル)』に思い入れがない私にとってはちょっと、物足りなく感じちゃったかな。
会場内は、マルタ人の家族連れが多かったから、
子供達やローカルの人が、伝統行事を楽しむためのパフォーマンスかもしれない。
混んでいないから、ゆっくり落ち着いて『Carnival Malta(マルタカーニバル)』を楽しみたい人にも、いいと思う。
メインストリートのパレード
会場を出て、メインストリートでのパレードも楽しんだの。
激混みで、なかなか前に進ことができないんだけど、
こっちの方が、山車(フロート)を近くで見れるし、衣装を着た人のダンスもみれて、
カーニバル感がある。
道を歩く人も、ディズニープリンセスの格好とか、スパイダーマンの格好とか、
東京のハロウィン並みに、コスプレ衣装を着ている人がたくさんいるから、
道ゆく人の衣装も、楽しめる。
街全体が、マルタ全体が、活気付いていた。
マルタ全体が、カーニバルムード
この『Carnival Malta(マルタカーニバル)』の時期は、開催前から盛り上がりムードがあるし、
例えば私が通っているバチャータ教室のダンスでは、カーニバルの週のイベントは、「テーマはカーニバル」っていうことになって、
カーニバル衣装をドレスコードとしたイベントが行われたの。
マルタの学校では、子供たちがカーニバル衣装を身につける行事があったりするらしいし、
『Carnival Malta(マルタカーニバル)』はそれほどまでに、マルタでは大きなイベントみたい。
世代を問わず、こんなにも盛り上がれる国民性や、国って素敵だなって、
改めてマルタのことを、好きになっちゃった。
リオのカーニバルや、ヴェネチアの仮面カーニバルなどと比べちゃうと、
クオリティーは劣るかもしれないんだけど、
マルタの『Carnival Malta(マルタカーニバル)』も、とっても素敵だよ。
マルタに住んでいる人は、人混みは覚悟で、
ぜひ一度、このカーニバル雰囲気を味わってみてほしいな♡
コメント