マルタ人男性と、2回目のデートに行ったの。
1回目のデートでは、好きなようなそうじゃないような、自分の感情がよく、分からなかった。
どこか、強く強く惹かれるものがあったんだけど、
これまでデートした男性のタイプではないし、タイプとはいえない見た目だったから。
▼その記事は、コチラ
君が行きたいところなら、どこでも
「花火を見たい」っていったら、
「君が行きたいところなら、どこでも行こう」っていってくれて、仕事の休みをとってくれたの。
わたしとの時間を優先してくれるのは、嬉しいよね。
当日は、車で迎えにきてくれて、花火の場所へと彼の車で向かって、
花火会場のエリアを、ただ、ぶらぶらと歩いた。
わたしが喜ぶことを
ぶらぶらと道を歩くときは、
「こっちの道でいい?」とか、「もっと見たい?」とか、彼がリードしてくれながらもわたしの意見を聞いてくれて
そして、わたしが楽しんでいるかどうかを、ちょくちょく気にかけてくれるのが、分かった。
彼の方を見ると、よく目が合って、
彼は周りの景色よりも、わたしのことをよく、見てくれてたから。
わたしが景色を楽しみながら写真を撮っているときは、ただ、黙って、見守ってくれてたり。
一輪の花を
道に咲いている花を見て、「綺麗」っていった時は、
「とってあげようか?どれがいい?」って言って、
一輪の花も、くれたの。
わたしが花を好きなことを知ってるから、プレゼントしてくれたんだと思う。
道に咲いていた一輪の花ではあるんだけど、
こんな些細なことで、女性はこんなにも幸せな気持ちになれるんだ。とも、思った。
わたしの、食べたいものを
ディナーを注目するときにも、ちょっと感動したの。
メニューを見たとき、わたしは初め、「イカフライを食べたい」って言ったんだよね。
でも、イカは、この地区ではそんなにスペシャルなものじゃないって聞いて、注文するのをやめたの。
魚が新鮮で有名な地域だから、魚料理を頼むことにしたんだよね。
そしたら、注文するとき。
「イカフライも食べたい?」って、聞いてくれたの。
遠慮癖があるわたしは反射的に、「大丈夫」って言ったんだけど、
たぶん、わたしの表情とか言い方から、本音を察してくれて、
「イカフライも頼もう」って、注文してくれた。
その洞察力と、愛に、感動したの。
彼の美しさを、見たのは
彼の中にある美しさに、一番触れた瞬間は、
ディナー中、間違い電話がかかってきたとき。
電話を切った後の彼の様子が変で、ちょっと、涙目になってるようにも見えたの。
彼は、「電話の女性の声が、すごく悲しそうだった。今、もしかしたら、一人で悲しんでるのかな?大丈夫かな?」って、居ても立ってもいられないような様子だった。
ずっと、頭の中でいろんな考えを巡らせているようにも見えて、最後は、
「電話を切るとき、『良い1日を』って伝えたから、たぶん、大丈夫だよね?』って、自分を納得させるかのようだった。
小さな、美しさ
些細なところで、彼の心の美しさを感じるの。
割り込まれたとしても、イラつきを一歳見せず、冷静で穏やかな態度を保ってるし、
通りすがる子供やわんちゃんをみる表情が、とても柔らかくて素敵だし、
店員さんに対する態度がとても紳士的だし。
彼と一緒に時間を過ごすたびに、彼の新たな良さを、発見できていく。
会話が、心地よい
そして、会話がとても、心地よいの。
彼はたぶん、言葉に対しても気持ちが読めるタイプで、
そして、繊細でエモーシャルな部分を、持っていると思う。
わたしもそういうタイプだから、お互いが心地よく思う反応の仕方・言い方で、会話ができていると思うんだぁ。
だから、些細な雑談も居心地が良いし、
真剣な話も、とても居心地が良かった。
わたしが求めている反応で、真剣に話に耳を傾けてくれて、否定する言い方は使わずにディスカッションができて、共感できる点も、多い。
すべてが、彼らしい?
正直、今もちょっと、
携帯に付けられた「目玉のストラップ」とか、車に飾ってある「逆さの人形」とか、
彼のスタイルには、謎に感じてしまうことが、多い。笑
でもね。
受け入れられるな。って、思った。
それにちょっと、愛おしくも感じられる。
個性が強い男の子を持つ母親のような、彼という人間に、すごく興味が持てるの。
同じ人間は、いなくて
彼とも話していた内容なんだけど、
人間って誰しも、全く同じでは、ないよね。
例えば、Aさんは、『要素1』、『要素3』、『要素4』、『要素6』を持っていて、
Bさんは、『要素1』、『要素2』、『要素4’』、『要素6』を持っているとする。
『同じもの』、『似ているもの』もあるし、『違っているもの』も、もちろんある。
『違っているもの』については、違っていることが問題なのではなく、それを受け入れられるかどうか。
Bさんからしたら、Aさんの『要素3』は意味不明で、理解できないものかもしれないけど、
でも、別に受け入れらるのであれば、それは別に、問題ではない。
わたしにとって、彼のファッションスタイルは『要素3』で、
別に、それは、大きな問題では、ないの。
もっと、彼を知っていきたい
彼のことをもっと知って、『彼の美しさ』や『わたしと似ている部分』をたくさん知って、
そして、彼からの愛をたくさん感じることができて、
デートを終えたあとも、すごく暖かい幸福感が、続いたの。
「これ、もしかしたら、恋に落ちたかも?」
って、思った。
フラットメイトからは、「目の輝きが、全然違うよ」って言われて、
たぶん、やっぱり、これは、恋に落ちたんだと思う。
今のわたしの気持ちは、
「彼に触れたい」とか、そういうことよりも、
「彼のことを、もっと、もっと、知りたい」。
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