これが、『愛』? ライトパーソンと出逢い、愛をもらって、学んだ

わたしはこれまでの人生で、誰かを愛したことが、ないの。

「I love you」って言ったことは、何度もある。

 

でも、「I love you」って言ったあと、

本当に愛してる?って、自問自答しちゃったりしてた。

 

心から思って「I love you」っているんじゃなくて、

愛したいから、「I love you」って言っていたような、感覚。

これが、愛?

それがようやく。人生で初めて。

これが、『愛』なのかな?って、思える感情に出逢ったの。

 

彼のことを考えると、すごくすごく暖かい気持ちになって、幸せに包まれて、

魂が感動しているかのように、涙も出る。切ないからじゃなくね。

 

彼のパーツの全てが愛おしいし、

彼が喜ぶことをしたいって、心から思えてるの。

 

自分のことが、まずは一番だから、彼のために命までは犠牲にできないけど、

もし彼に何かあったら、どこまででも、飛んでいくと思う。

 

わたしはこれまで、こんなふうに他人のことを想ったことがなくて、

だからこれは、自分でも、感動する感情だった。

ずっと、誰かを愛したかった

誰かを愛することは、とてもとても素敵なことだから、

ずっとずっと、”誰かを愛したい” って、思ってたの。

 

「I love you」って言葉は簡単に言えちゃうけど、

”心の底から誰かを愛すること”って、本当は、とても難しいことだよね。

 

『愛することは、能力』。

 

「この人を、愛するんだ」って意思を持って、

その人の持つ良さを見つける努力をしたり、その人が喜ぶことをしたり、行動していくことで、

『愛する能力』を、後天的に手に入れられるんだって、信じてるから

 

だから、落ち込でいる友達に花束をあげたり、側で見守ったり、

普段からも、いろんな話をしてキャッチアップしたり、ちょっとした料理をおそそ分けしたりして

心の底から「I love you」を言えるように、努力してきたの。

愛することは、やっぱり能力

誰かに『愛』を与えると、『愛』は、返ってくるよね。

 

例えば、フラットメイトとの関係でいうと、

お互いに『愛』を与え合うような関係になって、気づいたら、家族のような、暖かい感情を持つようになっていったの。

 

今では、わたしの幸せを願い、力にもなってくれる存在だって、

心から信頼できるようになった。

 

『愛する能力』を手に入れるために努力してきたことも、

今回、彼に愛を感じるようになったことへの、助けになってくれていたと思う。

彼が、より大きな『愛』を与えてくれて

そして、彼が『愛』を与えてくれたことも、大きい。

 

彼は、小さな『愛』をたくさん、与えてくれるの。

 

わたしが寒そうにしているときには、ジャケットを。眩しそうにしてたら、サングラスを。

ディナーには、わたしの好みのワインを選んでくれて、カラマリを頼んでくれて、

わたしが行きたいところには、どこにでも連れて行ってくれる。

 

言葉で直接的には、愛を表現しない人なんだけど、

わたしを見つめる眼差しや、態度からも、溢れるほどの『愛』を、感じさせてくれるんだよね。

与えられて、学んだ

『愛』を与えてもらって、心が『愛』で溢れるようになって、

いつのまにかわたしも、彼を『愛』するようになった。

 

こんなふうに『愛』を与えてくれる彼を、尊敬するようになったの。

もちろん、『愛』を与えてくれるからって理由で、彼を愛するようになったんじゃなくて、

 

わたしのとってのライトパーソンの彼を、好きになって、

その『好き』の感情が、彼による『愛』と、わたしの『意思』で、『本物の愛』に変わっていったような感覚。

宇多田ヒカルの『First Love』

宇多田ヒカルさんの、『First Love』という曲で、

I remember to love, you taught me how

って歌詞があるんだけど、

この歌詞の意味が、今すごく、胸に響いてる。

 

彼に、『愛』とは何かを、教えてもらった。

 

そして、もう、こんな感情以外のフェイクな愛はいらないなって、思えるし、

彼に『愛し方』を、『愛するとは何か』を、教えてもらったから、

 

わたしの周りにいる大切な友達についても、

本当の意味で、『愛』せるんじゃないかなぁって、思ってる。

 

『愛することは、能力』。

その能力を、ようやく習得できたような、気がしてるんだぁ。

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