わたしは、自己実現のために、『TODOリスト』をつくるのは、あんまり好きじゃないの。
事務的なことだったら、『TODOリスト』をつくるよ。
例えば、VISAの更新の準備をするときは、
何が必要で、どういうプロセスを辿って用意して、何日までにやらなきゃいけないか
ってことを、日付付きで『TODOリスト』化する。
抜けがあってはいけないし、TODOが明確化することで、心も落ち着くから。
そもそも、何をしなきゃいけないのか分かってない
でも、自己実現の場合。
大抵の場合は、TODOが、”本当に”TODOなのかが、すごく怪しんだよね。
例えば、パッと頭に浮かんだことを、TODOに書き出してみたとする。
・転職する
・恋人をつくる
・ギターを弾けるようになる
…
ここで疑問に思うのは、
”本当にわたしは、それを望んでいるの？” ってこと。
”なんとなく”の気持ちのときも
「（”なんとなく、）こうしたいな」って気持ちだったら、
人は、行動しないと思うんだよね。
例えば、『転職する』っていうリスト。
給料はもっとほしいし、より良い労働環境は必要だし、『転職する』ってことは、望んでいることではあるんだけど、
「本当に心の底から？」って問われてると、怪しい。
ストレスのない今の仕事のおかげでプライベートを楽しめてるし、いろんなことに向き合う時間があるし、
別に、心の底からは、求めていないんだと思う。
そして、心の底から求めていないことを追い求めても、人は、幸せにはなれない。
心の底から願うことは、人は行動する
『”心の底から”望むことであれば、人は、行動する』って、信じてる。
マルタに移住したときも、心の底から望んだからだった。
別に、TODOリストをつくっていたわけでもないし、
むしろ、TODOリストをつくっていたら、『マルタ移住』はしていなかったかもしれない。
ごまかしの願いを、追い求めないで
もし昔、TODOリストをつくっていたら、
・フリーランスのコピーライターとして独立する
・有名になって、本を出版する
・TVや雑誌から、インタビューを受ける
みたいなことを、書いていたかもしれない。
すごく魅力的なTODOだし、今でも、もしそれが簡単に実現できるとしたら、手にしたいけど、
でも、いろんなものを犠牲にしてまで、それらを手に入れたいとは、思わない。
何が、本当に、手にしたいもの？
だからわたしは、
TODOをつくるよりも、自分の気持ちと向き合うことの方を、大切にしてる。
わたしは、何を求めてるの？手にしたいの？って、
自問自答したり、周りの人と会話したり、ブログを書いて頭の中を整理したり、
自分の中の自分と対話して、周りにアンテナを貼って、感情を研ぎ吸わせて、自分に素直になって、
自分が手に入れるべきものを、追い求めるように、しているの。
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