本音を伝えて絆が深まった、マルタのフラットメイトとの夜

この前、勇気を出して、

フラットメイトにちょっとした不満を、ぶつけてみた。

素敵な人でも、”違い”によって

フラットメイトの子は、とても素敵な子で、
何かあれば親身になって相談にのってくれたり、
わたしが寝ているときは、起こさないようにとすごく注意を払ってくれたり、
チョコレートとかイチゴとか、ちょっとしたシェアしてくれたり、
彼女から学ぶことは、たくさんあるの。
でも、性格や考え方が全く違う人と、たくさんの時間を過ごせば過ごすほど、
ストレスに感じることは、増えてくるんだよね。

ほんの、些細なことで

え?なんでこんな言い方するの?
とか、
え?なんでこんなリアクションなの?
とか、
ちょっとしたことで、人は不快な気持ちになってしまう。
どうでもいい友達だったら、
ただ、何も言わず、距離をとっていくんだけど、
彼女はそうするにはもったいない、素敵な人間だし、
一緒に生活を共にするフラットメイトとは、もっと仲を深めたいとも、思ってるし、
だから、どうやってよい関係をつくるべきか、
ここ最近ずっと、考えてしまってた。

パーソナルなことすぎて

キッチンを使ったあとが汚すぎる。とか、
音楽のボリュームが大きい。とか、
そういう、生活に関わることで、すぐに改善できるようなことであれば、
彼女に伝えるか伝えないかで、そんなに悩まないんだけど、
わたしが彼女に対して不満に思ってしまったことは、
そういうことではなかったんだよね。
例えば、
ただ、話を聞いて欲しかったのに、話の途中でアドバイスを言われて、言いたいことを最後まで言えなかった。とか、
軽いトーンで発した言葉を、真剣ごとのように受け止められて、重い話になってしまった。とか。
別に、彼女が悪いことをしたわけじゃなくて、
わたしの期待とは、違うものが返ってきた。
っていう、だけの話のこと。

受け入れる、べき?

そんなことで、いちいち文句を言ったら、彼女は困っちゃうだろうし、
これはただ、
わたしたちの性格や考え方の違いによって起きる、不満だったから、
これはもう、”受け入れる姿勢”でいこうかな?なんて、思ってもいたの。

ある、きっかけで

それが、別の友達についての悩みを、そのフラットメイトの子に聞いてもらっていたとき。
彼女のおかげで心がすごく救われて、彼女にとても感謝した瞬間でもあった。
心がちょっと、オープンになっていたからなのかな。
「わたしについても不満があったら、なんでも言ってね」って言ってもらったときに、
思い切って、あることについて、言ってみちゃったんだよね。

会話で感じていた、ストレス

「会話をするとき、あなたは、話しすぎる」
って、言ってみたの。
そんな直接的な言い方はしてないけど、
「会話のとき、わたしは30%くらいで、70%くらいはあなたが喋ってるよね。
人の話をずっと聞いてるのって、ちょっと疲れちゃうんだ」
「わたしは、会話のときに、”間”を大切にする人間で、
相手が話したら、相手が言いたいことを噛み砕いて、それから自分の意見を言う。
噛み砕く時間が必要だから、会話と会話の間に、”間”が必要なの。
でも、いつも、その”間”がないから、
わたしが意見を言おうとした途端に違う会話が始まっちゃって、会話の話題に遅れちゃう」
みたいな、伝え方をしたんだよね。

フラットメイトの、反応は?

フラットメイトは、怒りを向けることなく、わたしの話を真剣に受け止めてくれて、
「Chichiのことを理解できた」
って、言ってくれた。
怒ることなく、わたしの話に真剣に耳を傾けて、
冷静に話を受け止めて、二人の関係が改善するように向き合ってくれたの。
そのことに、すごく感謝しちゃったし、
わたしも、わたしの言いたいことを言えて、そして少しだけわたしのことを理解してもらえて、
気持ちがすごく楽になった。
そして、彼女の素晴らしさを新たに発見できて、
彼女のことがもっと、好きにもなった。

絆が深まった、瞬間

理解しあった後、なんだか、感動的な気持ちになっちゃった。
わたしは自然に彼女にハグをしちゃって、
彼女からも、自然にハグをされた。
ちょっとした話し合いだったのに、それだけで絆がすごく、深まったように思う。
これから過ごすグラットメイトとの生活が、もっと、楽しみにもなった。

本音を言わなかったから、勘違いを

フラットメイトは、
わたしがあんまり喋れないのは、わたしがシャイな人間だから。だって、思っていたみたい。
わたしが本音を言わないから、勘違いさせちゃってたんだよね。
「ちょっと不満そうな顔してるんだから、気づいてよ」
なんて、自分勝手な考え方を持っちゃってたんだけど、
他人は、そんなに敏感に人の気持ちに気づけないよね。
やっぱり、ちゃんと言わないと、勘違いが起きる。

ユーモアを交えて

わたしは嫌なことがあると、感情が先に入るから、
”むかつく”、”悲しい”、”ショック” みたいな感じで、心が先に反応するの。
だから、その場を冷静に判断したり、
うまい切り返したができなかったりする。
こんなとき、もっと心に余裕を持って、
ユーモアを交えて、自分が不快に感じた気持ちを伝えられたらな。って、思うの。

そのときは、言えなくても

または、その場では何も言えなかったとしても、
また同じような場面に遭遇したら、今度はちゃんと伝えたい。とも、思う。
頭の中を整理して、第三者にも意見を求めて、
その時に言いたかったことを、まとめてみるの。
そしてまた、同じような場面に遭遇したときに、ちゃんと、
自分の気持ちを伝えたい。

考えすぎて

不快に思ったことがあると、わたしは
「これ、不快に思っちゃうのはわたしがおかしい?それとも、正常な反応の仕方?」
とかって、頭の中で色々考えちゃったりするんだよね。
それが、不快なことがあったとしても、相手に伝えない理由の1つでもある。
だって、もし相手が悪くないとしたら、
それは、わたしが成長したマインドを持つように努力すれば、いいだけの話じゃない?
伝えて、相手までも不快にさせちゃう必要は、ないよね。
でも、そうやって、考えすぎて、
相手に自分の本音を言うチャンスを逃して、
相手に言いたいことを言えなかったことのストレスが、溜まっていってるんだと思う。

本当の絆を手にいれるには

本当の友情関係を築くには、理解し合うには、
言いたいことは、なんでも伝えるべきだって、思った。
喧嘩をした方がいいとか、不快に思ったことはなんでも言った方がいいとか、
そういうことを言いたいんじゃなくて、
”自分がどんなことに対して不快に感じる人間なのか”とか、”どんな考え方をしている人間なのか”とか、
つまりは、”自分がどんな人間なのか”についてを、
もっと伝える努力をしていった方がいいなって、思ったの。
言葉にしなくても、一緒に時間を過ごすと、自然に理解しあえる部分もあるけど、
言葉で伝え合った方が、ミスコミュニケーションが起きないよね。
大切な人の前では、わたしは、
正直に自分のことを伝える努力をしていきたいって、今は強く、思ってる。
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