マルタでの、フラットシェア生活。フラットメイトとの生活って?

マルタでは、ほとんどの人がフラットシェア(1つのアパートを数人で借りて生活する)。

自立した大人であっても、フラットシェアをしている人が多いよ。

3人での生活

私は、中国人のビジネスウーマンの女性と、コロンビアの建築関係の女性と暮らしてるの。

マンションの1室を、3人でシェアしてる。

 

キッチンとリビングルームは共有、個人の部屋が3つ、

私の部屋には、トイレとバスルームがあるから、私だけが使用するトイレとバスルームがあって、

中国人とコロンビアの子は、共有のトイレとバスルームを使ってる。

プライベートが、確立

フラットシェアのイメージって、ドラマの「フレンズ」のような、

リビングルームに集まって、常にワイワイ団欒しているようなイメージがないかな?

 

そういう人たちもいると思うんだけど、私の家は、全然そんな感じじゃないかな。

それぞれが、独立して、一緒に生活してる。っていうような感じ。

 

中国人の子は、ビジネスで忙しくて、あんまり家にいないし、コロンビアの子も、友達と遊びに出掛けていることが多いし、

家にいても、各自、部屋に閉じこもっていることが多いよ。

 

だからといって、仲が悪いわけではなくって、キッチンやリビングであったら会話をするし、

出掛けたり帰ってきたりするタイミングでは、挨拶をする。

食器や食べ物は?

フライパンとか食器とか、大家さんから与えられているものは、共有して使ってるんだけど、

個人で買ったもの。塩胡椒とか、キッチンペーパーとか、洗剤とかは、個人で用意して、それぞれのものを使ってるの。

 

共有にしている家もあると思うんだけど、

喧嘩したくないから、私は今のスタイルが好き。

 

「私ばっかり買いに行ってる」とか、「⚫︎⚫︎ちゃん、キッチンペーパー使いすぎっ」とかって、小さなことでイラつきたくないじゃない?

だから私は、全てを完全に分けるスタイルが好きなの。

 

なんか冷たい関係のようにも見えちゃうけど、そうではなくって、

もちろん、「私の砂糖使っていいよ」とか、「スイカたくさん買ったから、ちょっと食べる?」とかって、分け合いながらも生活してる。

掃除は、週に1回

掃除当番も、決めてるよ。

週に1回誰かがすることになっていて、3週間に1回は家の中を全部掃除するの。

 

床を掃除機にかけて、その後はモップで拭いて。

外からのゴミも多いし、週に1回やっても結構汚いから、意外に掃除は大変なんだよね。

 

私は幸い、ちゃんと掃除をしてくれるフラットメイトだからよかったんだけど、

掃除問題は、フラットメイトと喧嘩する定番。

 

全然掃除してくれない。とか、キッチンの使い方が汚すぎ。とかって、フラットメイトを解消した友達を、何人も知ってる。

元々は、赤の他人

facebookで知り合った仲だから、元々は、赤の他人。

赤の他人からフラットメイトだなんて、なんか、面白いよね。

中国人のビジネスウーマン

中国人の子とは、普通には、仲良くならなかったタイプだと思う。

彼女は知的で、物知りで、なんでもできる人。って感じ。

私のタイプとは全然違うし、私の友達にもいないタイプ。

 

彼女とフラットメイトになったことで仲良くなって、新しいタイプの人が、私の人生の周りに存在するようになった。

これってすごく、面白いことなの。

 

彼女とは1年以上一緒に暮らしているから、1年の間に起こったことを色々共有していて、

家族のような、すごく頼もしい存在。

コロンビア人のパーティーガール

コロンビアの子は、パーティー好きで、あんまり家にいないんだけど、

でも、彼女と話すと、なんだか落ち着くの。

 

彼女はこの家にきてまだ3ヶ月くらいで、月日はまだ経っていないんだけど、

初めて話したときから、すごく話しやすくって、

初日にいろんな会話をした。

 

彼女と一緒にパーティーに行くの、これからが楽しみなんだぁ。笑

自分の世界以外の人と

フラットメイトと仲良くなって、自分の世界が広がった気がしたの。

自分の仕事の業界ではないし、自分の友達のようなタイプでもない。

 

フラットメイトだから、仲良くなれたジャンルの人で、

そういう出逢いって、貴重だよね。

 

フラットメイトの友達とも遊ぶことで、また世界は広がるし、

フラットシェアのおかげで、私が生きる世界が広がったな。っていうふうに、思う。

ふとしたことで、救われる

フラットメイトと生活していて、よかったな。って思ったことが何度かあった。

 

例えば、失恋して、キッチンで泣いていたとき。

たまたまフラットメイトが帰ってきて、話を聞いてくれたの。

 

特に、誰かに電話してまで話したいことでもなかったから、

一人で泣いて、泣いてスッキリしたら寝よう。って思ってたんだけど、

 

彼女が話を聞いてくれて、側にいてくれて、すごくホッとしたの。

 

些細なことを聞いてくれて、

不安を拭い取ってくれたり、共感してくれたり、一緒に喜んでくれたりする存在って、

日常で、必要だよね。

マルタ生活で、孤独にならないために

マルタの生活は、素敵なことがたくさん。

でも、母国から離れて、家族や友達から遠く離れた場所で暮らすって、

孤独にもなりやすいんだよね。

 

異国民の多いマルタで、フラットシェアを選択する人が多い理由の、一つだと思う。

(経済的な理由で。の人も、多くいると思うけど)

 

私も、マルタで生活するなら、フラットシェアをオススメするな。

 

ゴミ出しの仕方とか、家電の使い方とか、そういう小さなことにも、初めのうちは戸惑うと思うから、

フラットメイトがいたら、心強いし、

それに何より、心の面でも、大きな支えになってくれると思うの。

 

”孤独”に感じないことが、大切。

 

フラットメイトとの生活は、たくさんの小さな喜びを、運んでくれるの。

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